阪神タイガースの藤浪晋太郎投手は20日、甲子園での読売巨人軍との一戦で、5回を投げて10三振を奪いながら、6四球と制球が乱れ6失点を喫し、今季初黒星を喫した。

前回の登板では勝ち星こそつかなかったが好投しただけに、復活が期待された藤浪だが、またも自滅した形で、2年連続となる2軍降格を命じられた。

21日放送、毎日放送「せやねん」では、野球解説者の藪恵壹氏が藤浪について「どうなんでしょうかね」と、文字通りに“お手上げ”。

トミーズ雅から、こういった状態から復活を遂げた投手が過去にいるか問われると、藪氏は「あんまり記憶にない」と認めつつ「だから逆に藤浪投手にやってほしい」と期待を寄せた。

雅は心臓を抑えながら「結局ここでしょ」と、精神面の問題と指摘。藪氏も「だと思います」と同意し、雅に「(藤浪を)1回焼肉に連れてっていただいて…」と、“手助け”を求めた。

また、雅が「2軍でなんぼ投げても一緒」と述べると、藪氏はこの意見にも首肯。「また絶対必要になってくる戦力」と、藤浪の重要性を強調した。

だが、雅は「変に、旅行とかしたほうがええと思う」とコメント。「四国周ったらええかも分からん。八十八か所」と、シーズン中にもかかわらずお遍路をするという斬新なアイディアを口にした。

これには同意しなかった藪氏だが、「ちょっとしたことで変わる」とコメント。何かきっかけがあれば藤浪は改善するはずだと続けた。