故障者/浦和=榎本、森脇、マウリシオ 札幌=河合、菊池、深井
出場停止/浦和=なし 札幌=なし

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J1リーグ9節
浦和レッズ-北海道コンサドーレ札幌
4月21日(土)/16:00/埼玉スタジアム2002
 
浦和レッズ
今季成績(8節終了時):10位 勝点11 3勝2分3敗 10得点・10失点
 
【最新チーム事情】
●チームを立て直した大槻体制のラストゲームに。
●ウイングバックをこなす宇賀神の復帰は大きなプラス。
●西川は敵将ミシャへの想いを語る。
 
【担当記者の視点】
 大槻毅暫定監督の体制になってからリーグ戦3連勝を飾り、勝利数が敗戦数に追いついた。そして、オズワルド・オリヴェイラ氏の正式監督就任が発表され、大槻体制はこの札幌戦がラストゲーム。ここまで公式戦無敗とチームを立て直した指揮官を送り出したい。
 
 18日のルヴァンカップでは4バックを採用したが、これはウイングバックの人数不足に起因する面が大きく、リーグでは3バックに戻すことが濃厚だ。菊地に大きな負担が掛かっていたなか、宇賀神が戦列に復帰したのは好材料になる。
 
 札幌を率いるのは、昨年夏まで浦和を率いたミハイロ・ペトロヴィッチ監督だけに、注目を集めるカードだ。いわゆる“ミシャ式”を熟知する浦和の選手たちは、ミラーゲームが濃厚な試合に、連動性だけでなく個々の能力で上回ることが求められる。
 
 広島時代からペトロヴィッチ監督の指導を受けた西川は「特別な思いがある試合だし、サッカー人生でも大切にしたいことを学んだ」と、恩師に対する想いを語った。
J1リーグ9節
浦和レッズ-北海道コンサドーレ札幌
4月21日(土)/16:00/埼玉スタジアム2002
 
北海道コンサドーレ札幌
今季成績(8節終了時):4位 勝点14 4勝2分2敗 12得点・9失点
 
【最新チーム事情】
●リーグ3連勝中!公式戦ここ5試合は4勝1分と好調。
●駒井が契約上出場できず。
●都倉が3戦連続得点中。
●ペトロヴィッチ監督、古巣との対決。
 
【担当記者の視点】
 昨年夏まで浦和を率いたペトロヴィッチ監督の古巣対戦は、非常に良いシチュエーションで訪れたと言える。チームは前節の勝利で3連勝で4位に浮上。直近5試合では4勝1分と好調で、万全の勢いで埼玉スタジアムに乗り込めるはずだ。
 
 都倉も3試合連続得点中と、さすがの勝負強さを発揮している。開幕からここまでペトロヴィッチ監督の愛弟子としてチームの主軸を担ってきた駒井が契約上出場できないが、18日のルヴァンカップで同大会の今季初勝利を挙げたチームは、選手層の底上げもしっかりと果たされている。誰が欠けても大きな影響はないだろう。