「あなたには帰る家がある」木村多江の“薄幸不貞”が手慣れすぎ!

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 4月13日にスタートした金曜ドラマ「あなたには帰る家がある」(TBS系)。2組の夫婦が“妻の本音と夫の秘密”によって揺れ動くドラマで「2018年版金妻」の呼び声も高く、放送後に「#あなたには帰る家がある」がツイッターのトレンドワード入り。初回視聴率は9.3%ながら話題となっている。

「真弓(中谷美紀)の夫、秀明(玉木宏)と不貞関係に陥る綾子を演じる木村多江の色っぽさに、ネットでは『木村多江さまの魔性の女最高 あれ初犯じゃないでしょ』『美しい薄幸感にやられがち』といったコメントが躍っています」(女性誌記者)

 特に、結婚記念日に早く自宅に帰ろうとする秀明が、帰宅途中、雨に濡れて帰る綾子を見かけて車に乗せ、「私、幸せです…でも、寂しい」と呟かれ、我慢できずに不貞に走る第1話のシーンに注目が集まった。

 4月5日に行われた番組の特別試写会&トークショーに参加した木村は、今後の展開について「また幸薄い系だなと思って(第1話を)ご覧になっていたと思いますが、だんだん変化を起こしていきます。どうなるのか楽しみにしていて欲しい」と意味深な発言。今後の展開も気になるところだ。

「木村は朝ドラ『とと姉ちゃん』で、西島秀俊演じる夫に先立たれた未亡人を好演。主演した深夜ドラマ『ブラックリベンジ』(日本テレビ系)では、最愛の夫を偽りのスキャンダルで殺され復讐の鬼となる役に、ゾクッとするような妖気がありました」(エンタメ誌ライター)

“薄幸女優”と言われる木村だが、こんな姿を披露したこともある。

「2004年に『余白、その色。』、2006年に『秘色の哭(ひそくのね)』と2冊の写真集を出しています。当時の“貞子女優”という触れ込みと、艷やかな写真とのギャップが評判になりましたね。2008年に公開の初主演映画『ぐるりのこと。』は、夫と風呂に入るシーンが話題になりましたが、この作品で木村は『日本アカデミー賞・最優秀主演女優賞』を受賞しています」(前出・エンタメ誌ライター)

 加速する綾子の不貞を木村多江がどのように演じてくれるのか、彼女の言う“だんだんとした変化”をとくと堪能したい。

(窪田史朗)