昨年、韓国の人気サバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 シーズン2』で誕生し、いまだK-POP界で大旋風を起こし続けるWanna One(ワナワン)。日本初となったファンイベントと、イベントに先立ち行われた記者会見の模様をリポートします。

写真・ 文・小泉咲子

【ペンになってもいいですか!?】vol. 54

「宝石」のように輝く11人が登場!

後列左から、ライ・グァンリン、ファン・ミンヒョン、キム・ジェファン、パク・ウジン、ペ・ジンヨン、ユン・ジソン。前列左から、オン・ソンウ、イ・デフィ、カン・ダニエル、パク・ジフン、ハ・ソンウン。

4月12日、幕張メッセイベントホールにて、2ndミニアルバム『0+1=1(I PROMISE YOU)』のリリース記念ファンイベントが開催されました。その2時間前、記者会見場に姿を現した11人。ずらりとカメラが並ぶなか、緊張した面持ちだったが、笑いが起きたのは、デフィの自己紹介。個人の名前を言うべきところを「Wanna Oneです!」と元気いっぱい挨拶してしまい、ミンヒョンやソンウからツッコミが入ると「キンチョー、緊張しちゃって……すみません!」と大慌て。メンバーたちから笑みがこぼれました。でも、とっさに日本語でフォローしていたのはさすが!

デフィは日本の印象について「道がキレイで、コンビニにないものがない! 休憩時間にコンビニに行って見てきたい」とコメント。隣りに座っていたダニエルはツボに入ったのか、しばし笑いが止まらず! ミンヒョンは「Wanna Oneだけでのファンイベントで、日本のWannable(ワナブル※ファンの総称)に会うのが初めて。みんな来る前からずっと楽しみにしていて、今は嬉しいです。みなさんにかっこいい姿をお見せするために準備したので、よろしくお願いします」と挨拶。NU’ESTの日本活動で培ったよどみなく、きれいな日本語に、マスコミ陣から「おー!」「さすが」と感嘆の声が上がりました。

お互いの存在について、ダニエルは「宝石」と例えた。「僕たちにとってもうひとつの家族が増えたと言っても過言ではありません。僕にはメンバーひとりひとりが大切な宝物。宝石のようです」。オリコン2位を獲得したことを記者から聞くと、ジソンは驚きの表情を浮かべ、ダニエルはダブルサムズアップで喜びを表現。ウジンは「オリコン2位、ありがとうございます。次回は1位をぜひとも獲りたい!」と意気込みを語った。

続いて、新曲「BOOMERANG」について「振付の難易度が高く、振付を覚え終わった時には、力が抜けて歩けなくなるほどでした」とエピソードを明かした。ソンウンは「男らしい曲」とアピール。「ふだん僕たちは茶目っ気があって、わちゃわちゃしているんですが、舞台ではステージを掌握して、力強さを感じられるところが魅力です」。

多忙を極めるWanna Oneだが、ジェファンの癒しは「ステージ。Wannableの前に立つことが癒しでありパワー! あとは、おいしいご飯を食べること」。グァンリンは「めいいっぱい寝ること」がリラックス方法。ジンヨンは、「両親に会うこと」が癒しだそう。会見は、リーダーのジソンの言葉で締めくくられた。「これからたくさんのWannableに会いに行くので、楽しみにしてください」。

待望の単独初イベントを開催!

「Wanna One 2nd Mini Album『0+1=1(I PROMISE YOU)』発売記念JAPAN 1stファンイベント」は、Wanna Oneの歩みを振り返る映像からスタート。当時の初々しさと今の自信に満ち溢れた姿を比べると、11人全員が、デビューから約8か月という短期間で、いかにものすごいスピードで “モンスターグループ” と呼ばれるほどの成長を遂げたかがわかる。

映像が終わり、会場にはファンが手にするペンライト以外、すべての光が消えた。そのなか、ステージの中央でピアノを形作るWanna One。登場を待ちわびるWannableは、「Energetic」のピアノ・シルエットを見ただけで大歓声! ダイナミックでキレのある動き、11人だからこそできる斬新なフォーメーション、美しい高音ボーカル、層の厚いラップパート……Wanna Oneの実力を存分に見せつけた。

挨拶では、メンバーが口々に「愛してる」「大好き」と、日本Wannableへの愛を爆発させた。互いの成長が話題になると、「ウジンくんが人見知りをしなくなり、緊張せずにステージに立つようになりました」とダニエル。その言葉を受けて、「Wannableに会って、消極的なところがなくなりました」と嬉しそう。「よく研究して、ステージに対して挑戦的になり、カッコよくなってきました」とソンウに褒められたのはジンヨン。スクリーンにドアップで抜かれると照れながらも会場に手を振った。ミンヒョンが選んだのはジェファン。「ボーカリストのイメージでしたが、今はすっかりK-POPアイドル!」と言われると、「大好き」と指ハートを贈った。

タイトル曲の「BOOMERANG」は「血と汗を流しながら練習した」とソンウン。“BOOMERANG” ポーズで、Wannableと写真撮影に入る前、ミンヒョンが日本語で「みなさん、わかりますか? 右手はこうして、左手は……」と説明。“紳士” と評されるのも納得の細やかな気配り!

メンバーは日本のコンビニがお気に入りで、ダニエルはプリン、ウジンはアイスが大好物だそう。そのアイスとは、ミンヒョンが薦めた「小さくて、ぶどう味とかいろいろ入っているやつ」。つまり「アイスの実」であることが判明!

メンバーのキャラや絆がわかるQ&A

Q&Aコーナー1問目の「イタズラっ子は誰?」は、本人も含めた満場一致で、「毎日24時間イタズラをしている」(ミンヒョク)ウジンに決定! 2問目の「男らしくて面倒見がいいメンバー」として、ソンウ、ジソン、ソンウン、ジンヨンがミンヒョクをピック。ルームメイトのソンウンは「ルームメイトなんですが、僕が散らかした服や布団を片付けてくれるし、『あれどこに行った?』と聞くと、探してすぐに持ってきてくれます」と、ミンヒョンに頼りっぱなしなエピソードを明かした。デフィが「最近運動を始めたミンヒョクくん。服を着替えてる時に見たら、めちゃくちゃカッコよかった!」と話すと、Wannableは大興奮!

3問目は、「生まれ変わるとしたら、誰になりたい?」。グァンリンは「僕です。(自分に)満足しています」とマイペース。堂々と立ち上がり、Wannableに手を振って歓声に答えた。ジェファンは「みんなになりたい」と前置きしつつ、ジフンを選んだ。「(ジフンの得意技の)ウィンクが欲しい」と理由を話すと、ジフンはWinnableに左右の目とも完璧なウィンクを披露! ジンヨンは「口下手なので、あのトークセンスが欲しい」とジソンを選択。するとジソンは目頭を押さえ泣き真似。褒められたばかりのユーモアセンスで爆笑をさらった。そのジソンは、「イケメンの小顔になりたい」とジンヨンを選び、相思相愛で互いのいいところをアピール!

「感動させてもらったメンバーは?」という質問では、メンバー愛が炸裂! 「何日か前、財布をなくしてしまったんですが、グァンリンくんが『悲しまないで』と財布をプレゼントしてくれたんです」(ソンウン)。「ソロで活動している僕に、ジソンくんは『頑張って!』と連絡をくれるんです。小さなひと言ひと言が大きな力になっています」(ダニエル)。「僕が休みで、ジフンくんには仕事がある日に、起きたらノートパソコンに大好きなお菓子とキャンディが置いてありました」(ウジン)。ジソンが「仕事の日は財布を持ち歩かないんですが、ものすごくお腹が空いたことがあって。その時、ソンウくんが少し高いお店で奢ってくれ、映画代も出してくれました」と話すと、「正確には、貸しが78500W。早く返してね!」とソンウ。バラエティセンスが光る切り返しで爆笑を起こした。

別れの時間が近づいたことを告げられると、Wannableから悲鳴のような声が上がる。ジソンがTTポーズをするなど、残念がるメンバーたちはひとりずつ、Wannableに感謝を伝えた。「イメージのいい日本に久しぶりに来れて観光もしたかったですが、それよりもキレイなWannableに会えて、とても気分がよかったです。愛しています。感謝しています」(グァンリン)、「こんなにも日本のWannableが大きな声援を送ってくれて美しいとは想像もしていませんでした。ほんとうに会えて嬉しい! これからもチョクチョク会いましょうね」(デフィ)、「椅子があるのにずっと立って応援してくれる姿がとてもかわいらしくて素敵でした」(ジンヨン)と、今日の感想を熱っぽく語った。

ラストは、韓国歌番組で何度となく1位を獲得した大ヒット曲『BOOMERANG』。キレキレのパフォーマンスを終えたメンバーのマイクから漏れてくる乱れた息遣いは、全身全霊で歌い、踊り切った証。次はどんなWanna Oneを見せてくれるのだろう――。イベントが終わったその瞬間から期待が高まる!

Information