W杯で対戦するポーランドも、本田を警戒している【写真:Getty Images】

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メキシコ後期リーグで絶好調の本田に着目「センセーションを起こしている」

 ロシア・ワールドカップ(W杯)開幕まで2カ月を切った。

 日本代表は4月9日にバヒド・ハリルホジッチ前監督が解任され、西野朗監督新体制に移行。残された時間が少ないなかでメンバー選考に注目が集まるが、本大会のグループリーグで対戦するポーランドの地元メディアは「ホンダが再びリーダーになる可能性がある」と、31歳のレフティーを警戒している。

 日本代表は3月にベルギー遠征を行ったが、“仮想セネガル”のマリに1-1、“仮想ポーランド”のウクライナに1-2とまさかの未勝利。多くの課題を露呈し、ハリルホジッチ監督が電撃解任される結果となった。

 監督交代に揺れ本大会に向けて不安が残るなか、W杯対戦国も日本の動向に熱視線を送っているようだ。ポーランドメディア「PRZEGLAD SPORTOWY」は、一人の男を大きく取り上げている。

「ホンダはメキシコリーグでセンセーションを起こしている。彼は再び日本代表のリーダーになる可能性がある」

 記事では、FW本田圭佑がリーガMX(メキシコリーグ)後期の15試合でチームトップの7得点7アシストを記録していることを紹介。代表シーンでは、ゴールが2016年9月1月のW杯最終予選UAE戦(1-2)、アシストも2017年6月13日の同イラク戦(1-1)を最後に遠ざかっているが、「ついにメキシコリーグで輝き始めている」と記している。

「ホンダの活躍は、ポーランド代表にとって良いニュースではない。彼がロシアW杯のライバルである日本代表の重要人物になるかもしれないからだ」

 ポーランドメディアも、好調を維持する本田が6月28日のW杯グループリーグ最終戦で対戦する際、母国代表の脅威となることを警戒しているようだ。リーガMXで2試合連続ゴール中とラストスパートをかける本田。自身3度目の大舞台に向けて、どのようなパフォーマンスを見せてくれるだろうか。(Football ZONE web編集部)