池袋パルコで「中村佑介展」がスタート

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東京の池袋パルコでは、4月20日(金)から5月21日(月)の期間、イラストレーター・中村佑介の展覧会「中村佑介展 ALL AROUND YUSUKE NAKAMURA」を開催!内覧会に足を運んだ編集部がその見所を一挙紹介!

【写真を見る】「荒野を歩け」ジャケットの制作過程が公開

ロックバンド・ASIAN KUNG-FU GENERATIONのCDジャケットや、森見登美彦の小説「四畳半神話大系」や「夜は短し歩けよ乙女」、東川篤哉の「謎解きはディナーのあとで」シリーズなどの書籍カバーを手がける中村佑介。同展は、2017年7月に大阪で開催された「中村佑介展」に新たな作品を加えた大型展だ。

展示内容は手がけた作品やテーマごとに分かれている。展示は大型パネルに描かれたイラストのほか、着色前の線画が並べられているものも多い。また同展では各エリアにCDや書籍などイラストが使われた商品の現物も展示されているので、イラストと原画、商品とを見比べながら楽しめるのも大きな特徴だ。

目を惹く美麗なイラストの数々のほか、見逃せないのが作品の制作過程の展示。ASIAN KUNG-FU GENERATION「荒野を歩け」ジャケット制作過程では、アイデア、下書き、ペン入れ、着色の4つの工程をパネルにまとめ、作品イメージや画材、制作時間などを解説している。

森見登美彦エリアでは、「夜は短し歩けよ乙女」ポスターの制作過程を数段階のラフスケッチから着色に至るまで事細かに紹介。中村佑介の作品ができるまでを垣間見ることができる貴重な展示となっている。そのほか、キャラクターのデザイン画なども必見だ。

また、「謎解きは中村佑介展のなかで」と題し、作品の見方が変わる4つの“謎”が解説されているエリアも登場。横顔の絵が左を向いている理由など、チェックしてからもう一度作品を見ると新たな発見が楽しめるはずだ。

中村佑介がこれまで携わってきた仕事のほぼすべてが一堂に会するだけあり、展示内容は多岐にわたる。セーラー服の女子を描いたオリジナル作品をまとめた「中村佑介とセーラー服」エリア、他作品とのコラボレーションイラストの展示、学生時代の作品群や描き下ろし作品まで、その数は約150点。

タッチや彩色の変化などを辿り、その移り変わりを体験できるのも展覧会ならでは。展示の終盤には最新の作品も展示されており、常に進化する中村佑介の魅力を体感できる。

展示以外にも、併設ショップでは会場限定商品をはじめ、イラストが描かれたオリジナルグッズが多数販売されている。

また、4月20日(金)にはお笑いコンビの三四郎(小宮浩信、相田周二)、5月11日(金)には漫画家の江口寿史をゲストに招いての中村佑介トークショー、4月21日(土)と5月12日(土)には中村佑介サイン会がそれぞれ開催。

トークショーは併設ショップにて税込2000円以上購入し、展覧会受付で入場チケットを購入すると各回先着で30人ずつ参加券を配布。サイン会は併設ショップで対象書籍と入場チケットを購入した先着100人が参加できる。

中村佑介の作品の魅力を余すことなく詰め込んだ待望の展覧会。その全容は是非その目で確かめてほしい!(東京ウォーカー(全国版)・国分洋平)