俳優の遠藤要が、都内の飲食店でアルバイト勤務していた俳優の顔面を殴打するトラブルを起こしていたことを、一部スポーツ紙が報じた。

 記事によると、遠藤は13日深夜、東京・六本木のカフェバーに15人以上を引き連れて来店。シャンパン約10本を空けるなど飲酒したが、会計の際に提示された金額に納得がいかず、「高すぎる」と因縁をつけ、会計を担当した俳優の谷川功の顔面を4、5発殴ったという。

 谷川は顔面打撲、挫傷で全治1週間から10日のケガを負い、16日に麻布署に被害届を提出。

 谷川の所属事務所によると、谷川が一方的に殴られた状況だったという。

 遠藤は昨年2月、ものまねタレントの清水アキラの息子でタレントの清水良太郎とともに、違法カジノ店に出入りしたことが写真誌で報じられた。

 その際、違法カジノ店との認識はなかったものの、闇カジノに足を踏み入れた社会的責任を重く受け止め、約2か月間謹慎。同4月に出演映画の舞台あいさつで仕事復帰したが、所属事務所から、今年3月いっぱいで契約解除されていた。

 「おそらく、谷川サイドのリークだと思われるが、今後、刑事事件に発展するのでは。遠藤は表沙汰になっている以外にも問題があったようで、所属事務所から解雇されてしまったようだ」(芸能記者)

 遠藤は14年に一般女性と結婚し、翌年第1子の男児が誕生していた。

 「所属事務所は大手で、所属したままなら仕事はそれなりにあったはずだが、契約解除されてしまったとあっては、ほかの事務所への移籍は困難。今回の件で芸能活動を続けること自体が難しくなってしまった」(同)

 今後、どのような形でこの一件が収束するかが注目される。