工藤静香

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 16日に放送された、とんねるずの石橋貴明がMCを務める『石橋貴明のたいむとんねる』(フジテレビ系)の初回視聴率が3.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが分かった。“大人のノスタルジー”をテーマに掲げる同番組は、ゲストを迎えて展開する懐かしいトークが見どころ。初回は、工藤静香が登場し「80年代のテレビ」について語り合った。

 しかし、工藤をゲストに迎えたことこそが、視聴者に嫌悪感を抱かせてしまったのかもしれない。工藤はおニャン子クラブのメンバーとして人気絶頂だった当時を振り返り、「あの頃はやる気ゼロだった。果てしなくゼロ」と暴露。さらに、コンサートの後には、「暴走族のファンが迎えに来てくれて、どっちの暴走族が(工藤の送迎車を)先導するかでケンカしていた」などあり得ないエピソードも披露していた。これには視聴者から「嫌な女」「もう引退すれば」と大ブーイングが起こり、チャンネルを変えた人も少なくはなかったようだ。

 もともと、工藤は好感度が高いタレントではない。というのも、度々私生活を投稿する自身のInstagramでは、夫である木村拓哉の存在を暗に伺わせたりしているため、「痛い」「上品さがない」「生理的に無理」と木村のファンを中心にバッシングを浴びている。

 さらにこの日は、裏番組にあたる『ワールドビジネスサテライト』(テレビ東京)に、香取慎吾が出演したことで、ファンらは「ジャニーズ辞めてからのテレビ出演は貴重」「久しぶりにテレビで顔が見れた」と歓喜に沸いていた。そのため、一部のファンはSMAPの解散騒動を思い出し、それを止めたと噂されている工藤への不快感が再燃してしまったようだ。

 「そもそもターゲットとしているM2層(35歳〜49歳の男性)やM3層(50歳以上の男性)は、裏番組の『NEWS ZERO』(日本テレビ系)や『NEWS23』(TBS系)を見ています。かといって、工藤さんは女性からの支持も低い。なぜ、初回で工藤さんを呼んだのか理解できません。石橋さんたっての希望という噂ですが、この出だしでは先が思いやられます」(芸能関係者)

今後、石橋が冠番組を守っていくには、ゲスト選びも重要なポイントになりそうだ。