「ＬＥＶＥＬ９贅沢ストロング」をＰＲする高島社長（右）。

写真拡大

　陸上の桐生選手が日本勢初の100m９秒台を出したのは昨年９月９日。その日は数字の「９」がめでたい数字として日本中を席巻したが、今度はサッポロが「９」を前面に押し出した新商品を６月５日、全国発売する。

　「サッポロ ＬＥＶＥＬ９（ナイン）贅沢ストロング」。９はアルコール度の９％を示す。ビールテイスト系のＲＴＤ（レディー・トゥ・ドリンク）としては初のアルコール度９％を実現したという。想定価格は３５０�性抜漫弊嚢�み価格１４５円）、５００�性抜漫米隠横娃葦漾法�

　気軽に酔えるＲＴＤ市場は各社好調だが、中でも、ビールテイスト系のアルコール度の高い「ストロング」といわれるジャンルがお値ごろ感もあって人気だ。これまでアルコール度の上限は７〜８％で各社並んでいた。

　東京都内で４月１６日に開いた商品発表記者会見で、サッポロビールの高島英也社長は「９％とビールらしい味を両立できた。（担当者は）よくやった」と自信たっぷりに語っていた。さて、「ストロング」界の日本新記録は達成できるだろうか。