恋愛研究家の六波羅ナオトです。

よく、意識高い系とか肉食系とか「●●系女子」って言葉がありますよね。皆さんの中であてはまるものはありますでしょうか。でも、そのほとんどが良い意味では使われないカテゴライズなので、大体の人は、そう言われたとしても自覚がない傾向にあります。そこで、今回は今までとちょっと変わった筆者独自の「●●系女子」について考えてみたいと思います。ネガティブな項目が多いので、心して読んで下さい。

ツヤ消し系女子

筆者が本連載にて、たびたび取り上げている女性の美貌は、年齢や顔立ちだけではなく、「女子としてのツヤがあるかないか」ということ。これの真逆である「ツヤ消し」は、いくら顔立ちが良くても、男性からすると全く魅力がない女子のことです。

では具体的に、ツヤ消し系女子とはどういうモノなのか?真っ先に思い浮かぶのはパサパサな髪の毛です。ヘアスタイルは、女性がキレイになる上で欠かせないポイントです。世の中の女性の多くは、ヘアスタイルに気を遣って、多少の出費を覚悟してサロンへと通いますね。ヘアスタイルももちろん大事なのですが、髪質や白髪などのケアもかなり重要だと言うことに注意して下さい。確かにサロンの帰りはツヤツヤな髪の毛となっているでしょうが、時間が経つにつれてカラーやマニュキアなどが剥がれたりして、ツヤは消え失せ、根本の白髪が露出していたりすると、文字通りツヤ消しとなるわけです。

また、すっぴんやナチュラルメイクも無条件でウエルカムとはいきません。すっぴんが似合うような肌質だったり、顔の作りなら十分にツヤは演出できますが、そういう女性はそんなにいるものではありません。やはりアラフォーが近くなってくると、すっぴんでは厳しくなるのが実情です。せめてナチュラルメイクをするなりして、見た目にツヤを与えてあげましょう。

些細なことですが、ニオイも男性は過敏に反応します。香水の付けすぎで、鼻を突くニオイも考え物ですが、洋服から防虫剤のニオイや焼肉のニオイがするのも興ざめというもの。ニオイ自体がツヤ消しというよりも、そういうことに気を遣わないことが、女子心を失っていることにつながり、ツヤ消し女子になると言えます。

蜘蛛の巣系女子

長い間恋人がいない、結婚していてもセックスレスなどでご無沙汰な女子のこと。文字通り、使わなさすぎて蜘蛛の巣がはっていると揶揄した表現です。別に、セックスレスが悪いとは言いません。しかし、自分が不遇の性生活を送っているからといって、他人の幸せを妬むのが蜘蛛の巣系女子の特徴です。

例えば、同僚に幸せそうなカップルがいるとします。職場ではいちゃついたりしませんが、休憩時間やちょっとしたタイミングで目配せしたり、あきらかに同僚とは思えない雰囲気を漂わせながら会話したりすることも。それを目撃した蜘蛛の巣系女子の対応は「なんだあの幸せオーラはムカつくぅ」と言ってしまいがち。

なにも矛先は女性ばかりではありません。例えば、自分とよく飲みに行ったり、旅行に行ったりする遊び仲間の女性に彼氏ができたとします。その女性は、彼氏との幸せを満喫するために、当然ながら彼氏との時間を優先します。そこで、取り残された蜘蛛の巣系女子は「アイツ(彼氏)のせいでワタシが寂しくなった」と、矛先を彼氏に向けます。

実際にあった事例ですが、遊び仲間とつきあっている彼氏に向かって「アノ子と別れて下さい」と進言する蜘蛛の巣系女子までいます。この件を聞いた筆者は、その女性本人や周囲からそれとなく話を聞いたところ、どうやら何年か前に彼氏にフられて、それ以来、男性不信に陥り、近寄ってくる男性をことごとくはねのけてきた経緯があるそうで、彼氏いない歴が数年に及ぶ、文字通りの蜘蛛の巣系女子でした。

勘違いしないで欲しいのは、彼氏や夫がいて、幸せな性生活を送ることが正しいと言っているわけではありません。蜘蛛の巣系女子は、自分がセックスレスだからといって他人の性生活を妬んでいるワケでもなさそうです。でも、自分でも気づかないうちに自分の不遇さを嘆き、他人の恋愛や幸せを妬んでいるのが蜘蛛の巣系女子の実態です。

ツヤ消しも蜘蛛の巣もいやだああああ!そう思う女子の皆さん、できることからやっていきましょう。

さて、前編では大物を2ネタご紹介しましたが、まだまだあります。後編では、些細なことから、ありがちなものまでご紹介します。また、ネガティブなものばかりではなく、ポジティブな「●●系女子」もありますので、最後までお付き合い下さい。〜その2〜に続きます。