朴被告(資料写真)=(聯合ニュース)

写真拡大

【ソウル聯合ニュース】サムスングループなど大企業からの収賄罪などに問われ、一審で懲役24年と罰金180億ウォン(約18億円)を言い渡された韓国前大統領、朴槿恵(パク・クネ)被告(66)が16日、ソウル中央地裁に控訴の放棄を申し立てる文書を提出した。

 一審に続き、二審の裁判もボイコットする意向を示したものとみられる。

 朴被告は控訴期限の13日まで控訴状を提出していなかった。朴被告の妹の朴槿令(パク・クンリョン)氏が13日に控訴状を提出したが、被告本人が控訴を放棄する意向を示し、控訴の効力はなくなった。

 検察は一審判決を不服として11日に控訴している。控訴審はソウル高裁で進められる。