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もくじ

ー 快適かつ実用的
ー ふたつの注意すべき点

快適かつ実用的

最初の数百kmを走った時点で、ベンテイガが日常のどんな場面においても(スーパーの狭い駐車場以外は)問題なく使えるということはわかっていた。休暇の間、多くのひとやモノを乗せて運び、その大衆性を検証したのだ。

これは非常に役に立った。このクルマに乗ったひとは、次のふたつの感想を述べた。ひとつめは、この6.0ℓW12が非常に洗練されていてある程度の速度でもほぼ無音であるということだ。ふたつめは、後席の快適性が素晴らしいということだ。

19万7000ポンド(2977万円)もするのだから、後席が快適であるかどうかは重要だ。実際、ベントレー・モーターズは社内のショーファー付きの要人の移動にこのクルマを使っている。

さらに重要なことに、極東地域では多くのオーナーがこのクルマの運転席ではなく後席に座っているのだ。移動の快適さだけではなく、あるひとはこのクルマの乗り降りのしやすさについても言及していた。車高が高く、ドアも大きいにも関わらず非常に乗り降りしやすいのだ。

ただし、注意すべき点もふたつある。

ふたつの注意すべき点

注意すべき点。まず、リアドアから覗けばわかるが、大型サルーンの後席ほどの広さはない。また、大柄な運転手の後ろに大柄なひとが乗っても十分なレッグルームはあるが、ロングホイールベース版のレンジローバーのように足を伸ばすことはできない。

大半のひとにとっては現在のサイズで十分だろうが、ベントレーは後席の広さを重視する市場向けにより長いベンテイガを開発しているとのうわさもある。

このベンテイガが大きく見えるか小さく見えるかという点については、意見が分かれた。印象的なグリルや、ボンネットの高さを見れば、このクルマが非常に大きいことは明らかだろう。また、ロンドンの路地を走り回っていれば幅の広さもすぐに理解できる。

しかし、非常にプロポーションが整っているのだ。ホイールのサイズ、地上高、オーバーハング、そして全高のすべてが完璧にマッチしている。

これにより、少し離れたところから見ると非常にコンパクトに見えるのだ。デザイナーが追い求める整ったプロポーションを求める向きには、このベンテイガはぴったりだ。