画像提供:マイナビニュース

写真拡大

デスクトップ向けオペレーティングシステムのシェアは年間を通じてもそう大きな変動は起こらない。バージョン別に見るとそれなりの変動が見られるが、Windows、Mac OS、Linuxといった枠でみた場合の変動は小さなものだ。そうした状況の下、小誌では、この1年、Net Applicationsの調査結果をもとに、デスクトップ向けオペレーティングシステムのシェアの動向を追ってきた。そこで、2017年全体の動向をまとめてみた。

2017年1月OSシェア調査結果

2017年2月OSシェア調査結果

2017年3月OSシェア調査結果

2017年4月OSシェア調査結果

2017年5月OSシェア調査結果

2017年6月OSシェア調査結果

2017年7月OSシェア調査結果

2017年8月OSシェア調査結果

2017年9月OSシェア調査結果

2017年10月OSシェア調査結果

2017年11月OSシェア調査結果

2017年12月OSシェア調査結果

Net Applicationsの報告によれば、2017年、Windowsのシェアは1月の段階で89.03%だったが、12月には88.51%まで減らした。微減だが、年間を通じて若干の下落傾向を見せている。逆に、Mac OSは1月の7.87%から12月の9.02%までシェアを増やした。特に、9月以降にシェアを増加させている。Linuxのシェアは1月に2.21%、12月に2.12%となっている。これはLinux自体のシェア増減というよりも、一定のシェアを確保しつづけたことでデスクトップ向けオペレーティングシステムとして一定の立場が確実になった証拠と言える。

またバージョン別に見ると、Windows 10のシェアは1月時点で24.19%だったが、12月には32.93%となり、最も大きな成長を見せた。それ以外のWindowsはどれも次のようにシェアを落としている。Windows 10以外のWindowsがシェアを減らし、そのユーザーがWindows 10に移行した結果と見られる。

Windows 8.1: 7.14% → 5.71% ↓

Windows 8: 1.77 → 1.19% ↓

Windows 7: 45.75% → 43.08% ↓

Windows XP: 9.28% → 5.18% ↓

すでにサポートが終了しているWindows XPは、1月の9.28%から12月の5.18%までシェアを半減させた。しかし、依然としてバージョン別で4位につけるなど、Mac OS Xの現行バージョンよりも高いシェアを持っており、一定の影響力を持ち続けている。

MicrosoftはWindows 10への移行を望んでいるが、Windows 7が最も高いシェアを確保している。2017年を通じてWindows 7はシェアを落とし、Windows 10への移行が進んだが、Windows 7ユーザーがWindows 7を好んで使い続けている様子がわかる。

全体的に見て、デスクトップ向けオペレーティングシステムとしてWindowsが支配的なポジションにあることに代わりはなく、その中でもWindows 7とWindows 10が高いシェアと強い影響力を持っていることがわかる。しかし、Mac OSとLinuxも確実にシェアを確保しており、従来のWindows一強体制から多少の多様化が進んだ1年となった。