<RBCヘリテイジ 最終日◇15日◇ハーバータウンゴルフリンクス(7,099ヤード・PAR71)>

現地時間15日(日)に行われた「RBCヘリテイジ」最終日のスタート時点では、首位と6打差がついていた。小平智は出だしから3連続バーディ。2日目に自身が叩き出した「63」の例もあるため、「とにかく伸ばすしかない」とひたすら攻めた。練習ラウンドから、「このコースはいける」との実感があった。さほど飛距離が必要とされるわけではなく、狭いコース。狙いが明確に絞られるほど、ドライバー巧者の小平には「いける」との実感が伴っていた。

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そしてサンデーバックナイン。小平は7つ目のバーディを決め、17番でボギーを叩くものの「66」をマーク。首位に立っていたキム・シウー(韓国)が後半3つのボギーを叩き、トータル12アンダーでフィニッシュしていた小平にチャンスが舞い込んだ。プレーオフ3ホール目、17番のパー3で決着した。

無欲の勝利だったが、小平の“らしさ”が際立っていた。最終日のフェアウェイキープ率は85.71%で、4日間でも75%(4位タイ)と、正確なティショットは狭いコースを苦としない。平均飛距離は271.6ヤード(65位)だが、パーオン率は68.06%(7位タイ)。「マスターズ」から好調を維持するショット力がPGAツアーでも通用することを証明して見せた。

昨年10月にエースドライバーが破損して以来、数十個ものテストを重ねた。1gの違いも違和感として感じる繊細な男は、なかなか納得しない。その後、数ヶ月を経てエースドライバーが決まるとともに、小平の調子もぐんぐん上昇。マスターズにも信頼するPRGRのスタッフを連れて行くことができた。そして今週、日本人5人目の快挙にチーム全員が報われた15日の午後だった。

1W:PRGR RSプロトタイプ(10.5°、ツアーAD クアトロテック65-TX)
3W:テーラーメイドM2 2017(15°)
5W:PRGR iD nabla Black(18°)
3iu:iD nabla RS TOUR (21°)
4I〜PW:PRGR TUNE 01CB
AW,SW:iD nabla TOUR WEDGE(52,58°)
PT:スコッティ・キャメロンプロトタイプ
BALL:タイトリスト プロV1x
<ゴルフ情報ALBA.Net>

RBCヘリテイジ  最終結果
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