メッツのノア・シンダーガード【写真:Getty Images】

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好調メッツの快速右腕シンダーガード、ピンポン玉のように変化するチェンジアップ披露

 米大リーグでの、魔球のような変化球が話題を呼んでいる。メッツの快速球右腕・シンダーガード投手がブリュワーズ戦で投げたチェンジアップを、MLB公式ツイッターは「ゾッとさせる」として動画つきで速報。ファンからは「もはや彼の球は違法にすべき」など驚愕の声が上がっている。

 15日(日本時間16日)のブリュワーズ戦だった。4回1死、4番トラビス・ショーへの2ストライクからの1球だ。右腕から放たれたボールは打者の手前で急激に打者から離れるように外角低めへ変化。まるでピンポン玉のような変化を見せ、鋭く沈んだ。

 ものすごい変化量のチェンジアップに、ショーのバットは空を切るしかない。これで2回から続く連続三振は7に。続くサンタナも三振に仕留め、8者連続三振だ。

 MLBはこの“魔球”を「ゾッとさせる」と題し、動画を公開。ファンからは驚愕の声が上がっている。

ファンからは驚愕の声続々「これは反則級」「もはや彼の球は違法にすべき」

「これは反則級だ」

「もはや彼の球は違法にすべき」

「このピッチングは確実に精神錯乱させる」

「このボールにバットを振らずにいられる選手なんているのか?」

「このピッチングがどうなってるのか説明できますか?」という書き込みに対しては、MLBが「言えるのは、打てない、ということです」と返信したほどだ。

 100マイル(約160キロ)を超えるファストボールが武器のシンダーガードだが、変化球も超一流であることを証明。この日は6回途中で2失点で、勝ち負けはつかなかったが、11三振をマーク。好調メッツをけん引している。(THE ANSWER編集部)