おかゆは具合が悪い時しか食べない、なんてもったいない! 時間がかからず、実はアバウトでよくて、放っておけるのはなにしろ朝向きなのです。

 フードユニット・オカズデザインもそう提案。忙しい毎日をちょっぴり見つめ直したいと思っている人。朝は、おかゆがあればいいんです。

» 第1回 土鍋でコトコト炊く「おかゆ」レシピ

常備菜があればなおよし

 白いおかゆを引き立ててくれる小さなおかずたち。ちょっとした触感があって、味わいがおかゆのなかに広がるような品々がオススメです。

「大根の皮の醬油漬け」のレシピ

■材料(作りやすい分量)
・大根の皮:1本分
・乾燥赤唐辛子:1本
・醬油:100mL〜
・酒:大さじ2

■作り方
(1) 大根の皮は食べやすい大きさに切り、清潔な保存瓶に隙間なく詰める。赤唐辛子は小口切りにする。
(2) (1)の保存瓶にひたひたまで醬油を注ぎ、酒と赤唐辛子を加える。ひと晩たったらおいしくなり、冷蔵庫で1週間ほど保存可能。

「ふき味噌」のレシピ

■材料(作りやすい分量)
・ふきのとう:5個(約30g)
・味噌:20g
・皮付ピーナッツ:10g
・ピーナッツオイル、またはサラダ油:大さじ1
・みりん、砂糖:各適量

■作り方
(1) オーブンを80℃に予熱する。
(2) ピーナッツは薄皮をはがし、フライパンで軽く乾煎りし、熱いうちに包丁で細かく砕く。
(3) ふきのとうを小さめの耐熱容器(ふきのとうがすべて入るくらい)に入れ、かぶるくらいのピーナッツオイルを注ぎ、中火にかける。ふつふつしてきたら80℃のオーブンで10分ほど焼く。
(4) (3)のふきのとうをみじん切りにしてボウルに移し、
(2)のピーナッツ、味噌を加えて混ぜ合わせる。味をみながらみりんと砂糖を加え、好みの甘さに仕上げる。冷蔵庫で1週間ほど保存可能。

「大豆のオイル漬け」のレシピ

■材料(作りやすい分量)
・大豆:150g
・塩:大さじ1〜2
・エキストラバージンオリーブオイル:適量

■作り方
(1) 大豆はたっぷりの水に浸してひと晩置く。
(2) 水けをきって洗った(1)を鍋に入れ、かぶるくらいの水を注ぎ、強火にかける。沸騰したらごく弱火にし、好みのかたさになるまで1時間から1時間30分ほどゆでる。
(3) (2)の鍋に塩を加えて(海水くらいの塩けが目安)火を止め、そのまま常温になるまで冷ます。
(4) 大豆の水けをきり、清潔な保存瓶に移す。オリーブオイルを全体がかぶるまで注ぐ。冷蔵庫で1週間ほど保存可能。

「塩昆布」のレシピ

■材料(作りやすい分量)
・だしをとったあとの昆布:30g
・水:適量
・酒:150mL
[A]
・酒:200mL
・みりん:80mL
・たまり醬油:大さじ4

■作り方
(1) ごく厚手の鍋に3cm角に切った昆布、かぶるくらいの水、酒を入れて強火にかける。沸騰したらごく弱火にし、落としぶたをして煮る。ときどきふたを取って混ぜながら、昆布がやわらかくなるまで1時間ほど煮る。火加減が強いとかたい仕上がりになるので、ストーブの上やカセットコンロの弱火くらいが理想的。水がなくなってきたら随時足す。
(2) [A]を加え、水分がほぼなくなり、つややかな照りが出るまで煮詰める。最後は焦げやすいのでこまめに混ぜる。味見をして、足りなければ醬油やみりん(各分量外)を補い、再度水分を飛ばして火を止める。
(3) バットなどに移し、粗熱が取れたら冷蔵庫に入れる。翌日からがおいしく、冷蔵庫で10日ほど保存可能。

「煮卵」のレシピ

■材料(作りやすい分量)
・卵:3個
・酒:120mL
・醬油:大さじ3
・砂糖:大さじ2強
・乾燥赤唐辛子:1本
・長ねぎの白い部分:5cm×2本

■作り方
(1) 小鍋に酒、醬油、砂糖、赤唐辛子を入れて強火にかけ、砂糖が溶けてアルコール分が飛んだら火を止める。保存容器に入れる。
(2) ねぎは網で全体をこんがりと焼く。熱いうちに(1)に入れ、そのまま常温で冷ます。
(3) 卵をゆでる。鍋に卵がかぶるくらいの量の水を入れて強火にかける。沸騰したら冷蔵庫から出してすぐの卵をお玉などでそっと入れ、中火で7分ゆでる。
(4) 卵を流水にとり、しっかり冷ます。殻をむいて(2)に漬ける。ひと晩たったらおいしくなり、冷蔵庫で3日ほど保存可能。

Text=Mei Hojo,Photographs=Shinsaku Kato,Cooking=OKAZU DESIGN,Styling=Mariko Nakazato