「ねこのひげ」。それは猫にとって、欠かせないもの。

平衡感覚を保ったり、周囲を感知したりするのに、とても大切な役割があると言われている。

当連載では、アーティストでありライターのJunko Suzukiにとっての「ねこのひげ」を紹介していきます。

昨年末に「KIIRO」というブランドの撮影に参加して以来、着物を撮影で着るようになったのだが、じつは私のなかで着物熱がどんどん上がっている。

ファッションが好きだからこそ現れるふたつの悩み

だって着ると絶対にかわいい。着物ってかわいい。バランスが。

長い歴史のなかで日本人が洋服を着るようになった現代では、ちょっとコスプレのような心持ちもある着物。

ドレスや制服と同じで、コスプレ文化とは切り離せないけど、その特別感もまたよし。

そして何より、日本人の体型にハマるようにできているんだよね。同時に、洋服のときに現れる私にとっての悩みをなくしてくれる。

そう、悩み、しっかりありますよ。

たとえば、スッキリした顔立ちに対して身長が小さい。

よく実際に会ったときにおどろかれる。つまり、もっと大きい身長のほうが似合う顔っていうことでもある。

同時に小さくても似合う服を着ればいいのですが、クールな服のほうが似合う。

そして、小さいことによりモデルサイズの服がみんな大きい。そして丈が長い。

撮影でモードな服でサイズが合うものが少ない。そして結局、着ても中途半端じゃんっていう自己嫌悪に陥る。

このふたつに直面するたびに、鏡に映る我の姿にガックリするわけです。

だってファッションが好きだから、おしゃれに着たいんです。

自分は自分の似合うバランスがあることは重々承知なので、そのバランスに整えるのだけれど、欲を言えば、欧米のファッション広告のポスターのように、颯爽とかっこよく着てみたいと思うのです。

もちろん洋服の際は、自分が着てその服がよく見せれるものを細心の注意を払って選び、ポーズやメイクを考えたり、ヒールを履いて身長をプラスしたりと、努力で補っていたります。

着物を着ると「あ、いいかも!」って自信が出る

そんな悩みがさらっと吹き飛ぶのが着物!

年始にふりふを着用して撮影した写真をアップして以来、「日本人の小さい人のバランスがかわいいよね」という意見をちらほら。私も実際着てみてそう思う。

洋服を着ると、モデルさんの隣でガックリする自分ですが、着物を着ると「あ、いいかも!」って自信が出る。

柄や着丈のバランス、顔立ち、いろいろなものがちょうどよくハマる感(まぁ、あくまで自己満足なんだけどね)。

単純だけど、「似合う」と自分が自信を持っていられるのがこんなに大事なんだな〜ってことに改めて気がつく。

マイスペシャルとか、ラッキーアイテムとかって、自分の背中を押してくれる。おまじないは無駄じゃない。

自信を持って笑顔でいられる自分をキープするために、英会話も始めた鈴木。ついにはヒールや着物を着こなすために筋トレを、とスポーツも開始しました(笑)。

人は見た目じゃないと思うけれど、人間に目がついているのも事実。

見た目を効果的に使うことは有効手段。

とくに、表情って大切です。

自分の気持ちを格上げするもの、ぜひ探しましょ〜!

余談ですが、うちの黒猫姫のスペシャルアイテムは、はごろもフーズから出ている「無一物パウチ ささみ」です。

これを出すと、「にゃっにゃっにゃっ」とうれし泣きをして、ご飯を飽きずにペロリと食べます。単純でいいのにゃ!

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