いよいよ新年度。新入社員とは良好な関係を築きたいところだ。でも、先輩としてやっていけるか自信がない人も少なくないはず。そこで、若手社員の「先輩力」=「先輩としての頼りがい」を徹底調査。25〜30歳の男性会社員200人に、自分の「先輩力」について自己採点してもらった(協力:アイリサーチ)。

【評価基準】
0点…仕事・仕事外含め、全く頼りがいがない
50点…仕事・仕事外いずれかはフォローできるが(もしくはいずれも中途半端で)、頼りがいがあるとは言い難い
100点…仕事・プライベート問わず、非常に頼りがいがある

■あなたの「先輩力」は何点?
平均点【56.4点】
0〜20点 9.5%
21〜40点 6.0%
41〜60点 50.0%
61〜80点 27.0%
81〜100点 7.5%

中間の41〜60点が5割という結果だった。後輩をフォロー出来ているが、頼りがいについては自信がないということだろう。それぞれの点数の理由も聞いてみた。30点以下と低評価を付けた人は、

「威厳がないから」(25歳/10点)
「後輩の方が仕事ができるから」(27歳/10点)
「大抵の場面で、あまり頼りにならないから」(30歳/20点)
「後輩にまで気が回らなく、余裕がない」(26歳/30点)

という消極的なコメントが並んだ。一方で、70点以上の高評価を付けた人たちは、

「自分では優しい先輩で、仕事のことを丁寧に教えているつもりです」(27歳/70点)
「アドバイスもできるし、適度なリーダーシップもあるから」(28歳/80点)
「自分から率先して話しかけたり、プライベートでも遊んだりすることがあるから」(30歳/80点)

という頼もしいコメントが並んだ。なかには「完璧な指導ができている」(30歳/100点)と自信に満ちあふれた人も。では、具体的にどんな所を「頼りがいがある」と考えているのだろうか。後輩とかかわるシチュエーションのなかで、特に自信のあるものを選んでもらった。

■自信のある後輩とのかかわりTOP5
(8つの選択肢から自信があるもの全てを選択)

1位 仕事の指導をする時の丁寧さ・わかりやすさ 51.0%
2位 後輩が相談しやすいような雰囲気づくり 38.0%
3位 後輩の手本となるような実務能力 36.5%
4位 飲み会など、職場外でのラフなコミュニケーション 24.5%
5位 やる気を出させるような声掛け 24.0%

※自信を持っていることはない 18.5%

最も多かったのは「指導の丁寧さ・わかりやすさ」。総合的な「頼りがい」に自信がなくても、丁寧に教えるのは得意な人が多いのだろう。一方で、下位になった「職場外でのコミュニケーション」や「やる気を出させる声かけ」など、相手に積極的に働きかけるものは苦手な人が多いようだ。もちろん、先輩がどんなに自信を持っていても、新人にとっては押し付けがましいと感じる人がいるかもしれない。ちょうどいい距離感で、いい関係を築いていきたいですね。

(嶋野清明)