4月3日の新潟日報に、「友だちになりたい有名人」ランキングが掲載された。「こども」「おとな」に分かれており、「こども」のなかでも、小学1年から6年、男子・女子と細かく分かれたランキングがされており、そのすべてでYouTuberのヒカキンが1位という結果に。

新潟出身のヒカキンは、「泣いた…これはさすがにやべぇ…」と画像つきでツイート。地元メディアで認められたことで、感極まっている様子だった。テレビで活躍する芸能人たちを差し置いて、ヒカキンがダントツの人気を見せていることについて、その理由を分析する下記のツイートが大きく拡散されていた。

このTwitterユーザーは、まず現在のバラエティ番組に「子ども向け」のものが少なくなったことを指摘。”子どもから見ればおっさんたちが世間話してるだけ”のトークバラエティばかりだとしたうえで、

“昔のバラエティ番組だと、子どもの大好きな「キャラクター」がたくさんいたけど、今もう、ほとんどないでしょ? バカ殿はもうアレは大人向けだし、数少ないのは「LIFE」くらいだけどアレも不定期放送だし。”
“時代の流行り廃りとか、新しいデバイスの登場とか、ネットとか、様々あるんだろうけど、まず第一に、これだけバラエティ偏重のプログラムになったのに、その全てが「おっさんとおじいさんの思い出がたり」番組になれば、そりゃ子どもは離れるし、その子どもが大人になれば、視聴習慣も薄れるよな”

と分析した。これをきっかけに議論が活発になり、Twitter上では、

“子どももねぇ、今ゴールデンタイム塾とかで忙しいですから・・・その合間に見られるっていうのも、YouTuberの利点だったのでしょうね。”
“多分塾や夜7時からのアニメ放送しないなどの複数の理由としてTV離れがボディブローの様に徐々に効いてます。”

と、子どものテレビ離れが進んでいる状況を考察する声が続出。また、

“志村けん的な子供ウケするお笑いを教育に良くないと言ってバッシングした結果かな?”
“今、これまでにはいなかったコメディアン「加藤茶」が突然現れ、「ウンコチンチン!」とか「(ストリッパーの真似して)ちょっとだけヨ」とか、小学生にバカウケしても袋叩きにあって瞬殺ですよね。”
” 子供が真似してしまう 物を作らないようにしたら、
子供が真似してくれる 物が作れなくなった
すげーアホだこれ
字幕や身振り手振り、
マンガみたいな表情とかで伝わりやすく、解りやすいヒカキンが人気になる訳ですね”
“子供向けの番組を作る

「不謹慎!いじめに繋がる!」
毒にも薬にもならない番組を作る

「ほんと、テレビって糞になったな」”

と視聴者側が過剰にクレームを入れてきた結果、子ども向けの攻めたコンテンツが減ってしまったという意見も集まっていた。

一方で、このランキング上位にはみやぞん(ANZEN漫才)やブルゾンちえみ、出川哲朗なども入っており、まだテレビの影響力もなくなったわけではないようだ。さらに、

“5時に夢中や有吉反省会の岩井志麻子は小学生の間ではやってますけれど”
“5時に夢中と有吉反省会でエロトークをしていますよ。知らない小学生から志麻子と呼ばれるようになりましたよ”

となぜか作家の岩井志麻子が小学生に人気という事例も紹介されていた。

ヒカキンが一番人気というこのランキングの結果に驚く人は多いが、YouTuberでは唯一のランクインであったことを考えると、YouTuber全体が人気というよりは、ヒカキン個人の人気が高いだけともいえる。テレビ番組は、その影響力がまだまだ強いうちに、再び子どもの気持ちをしっかり掴むことはできるのだろうか。

(飛鳥 進)

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