[ベルリン 12日 ロイター] - ドイツの自動車大手フォルクスワーゲン(VW)<VOWG_p.DE>は12日、マティアス・ミュラー最高経営責任者(CEO)を退任させ、VWブランドのトップを務めるヘルベルト・ディース氏を後任に起用する人事を発表した。

グループの組織再編も合わせて発表。現在の12ブランドを大衆車、高級車、超高級車の3部門に分割する。さらに新たに6部門を設置するほか、同社の最大市場である中国向けの特別商品ポートフォリオを策定する。

ミュラー氏は、2015年の排ガス不正問題発覚後にCEOに就任。ただ、無公害車市場におけるリーダー的存在への転換を目指す経営戦略「ストラテジー2025」の柱である商品ポートフォリオの立て直しでは成功には至らなかった。

アナリストは、ディース氏のCEO就任を好感している。

ノルトLBのアナリスト、フランク・シュウォープ氏は「ディース氏は行動の人。VWの事業転換における次の局面でグループ全体を率いる適任者と言える」と述べた。