脱皮するゴキブリ駆除スプレー=大日本除虫菊提供

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 おなじみのゴキブリ用殺虫スプレー。見かけたらすぐ使える場所に置いておきたいけれど、ゴキブリのイラストが描かれているので目立つところに置きたくない――。そんな悩みに答える商品が、ネット上で注目を集めています。フィルムをはがすとシンプルなデザインに変身する「脱皮缶」について、KINCHOこと大日本除虫菊(大阪市)に話を聞きました。

【画像】缶が「脱皮」する様子を連続写真で。3年前の「伝説の新聞広告」も紹介。怒りを通り越して笑いが…

ツイッターで話題に

 今月12日にツイッター投稿された画像。折り込みチラシを写したような画像で、「ゴキブリが本当にキライなあなたに!」という文言とともに、パッケージが脱皮する様子が写っています。

 商品として手にとってもらうためには、今まで通りインパクトの強いパッケージにしたい。でも、家で使う際にはゴキブリが描かれていないシンプルなものがいい。そんな思いからフィルムをはがして「脱皮」するというアイデアが生まれたようです。

 この投稿に対して、「お待ちしておりました」「もっと言うなら文字も消して欲しい」といったコメントが寄せられ、リツイートは2万7千、いいねは3万を超えています。

大日本除虫菊に聞きました

 どういった経緯で脱皮するパッケージが生まれたのか? 大日本除虫菊宣伝部の担当者に話を聞きました。

 ――脱皮するパッケージを採用した商品について教えてください

 ゴキブリ用殺虫剤2商品です。マイナス冷却で素早くゴキブリの動きを止めて速効駆除する「コックローチ ゴキブリがうごかなくなるスプレー」と、2週間に1回の使用でゴキブリを寄り付かせない「コックローチ ゴキブリがいなくなるスプレー」です。

 ――いつ発売された商品ですか

 今年2月21日に出荷を開始しました。

なぜ脱皮缶?

 ――このパッケージが誕生したきっかけは

 ゴキブリ用殺虫剤に消費者が求めていることは「動きを素早く止めて確実に殺虫したい」ということです。

 当社独自の冷却による行動停止技術+速効殺虫成分を配合した処方でそれを実現し、さらに狙いやすさ・使いやすさを追求した新しいトリガーを開発し、金鳥史上最強とも言えるゴキブリ用殺虫スプレーが完成しました(「ゴキブリがうごかなくなるスプレー」)。

 せっかく最高の製品ができたので、見た目も今までにないような、こだわったものにしようと考え、採用したのが「脱皮缶」です。

 ――脱皮するパッケージの利点は

 ゴキブリ用殺虫スプレーは、台所などで使う場合が多いですが、缶にはゴキブリのイラストが描いてあるものがほとんどです。

 見かけたらすぐスプレーできるような場所に置いておきたいけれど、あの缶をお部屋の目立つところに置きたくない。特に女性はゴキブリの絵を見るのもイヤという方が多く、そういうニーズを捉えて、生活になじむ、お部屋に置いても違和感の少ないデザインにしました。

 ただ、お店で商品を手に取ってもらうには、ゴキブリ用殺虫剤ということが一目で分かるようにしなければいけません。結果、フィルムをはがすとシンプルな缶になる、という脱皮缶を採用しました。

他の商品は

 ――他の商品にも広げる予定はありますか

 今のところ予定はありません。

 ――話題になっていることについては

 予想以上の反響をいただき、びっくりしているとともに、今までにはなかった新しい製品がこのように注目していただけて、うれしく思います。