エンゼルス・大谷翔平【写真:西山和明】

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投打でメジャートップクラスの数字を残す大谷

 11日(日本時間12日)の敵地レンジャーズ戦に勝利したエンゼルスがア・リーグ10勝一番乗りを果たした。現在、10勝3敗で勝率.769。同リーグ西地区で昨季ワールドシリーズ王者のアストロズ(9勝4敗)を抑えて首位をキープしている。この快進撃を支えている一人は間違いなく大谷翔平だ。

 今季加入した二刀流右腕はここまで投手として2試合、野手として6試合に出場。2勝0敗、防御率2.08、打率.364、3本塁打、8打点と際立った結果を残している。ここでその成績のうち、ランキング上位に入っている数字の一部を振り返ってみたい(※日本時間12日時点)。

〇本塁打
3本 メジャー10位タイ

〇打点
8打点 メジャー32位タイ

〇本塁打飛距離
450フィート(約137メートル)4月6日インディアンス戦 メジャー7位

〇球速
99.6マイル(約160.3キロ)4月8日アスレチックス戦 メジャー47位タイ

〇勝利数
2勝 メジャー2位タイ

〇防御率
2.08 メジャー25位タイ

〇WHIP(Walks plus Hits per Inning Pitched、1イニング平均で与四球+被安打で許した走者数)
0.46 メジャー1位

〇奪三振
18個 メジャー22位タイ

〇奪三振率
12.46 メジャー8位

 チーム内で見ても、打者としては本塁打は2位タイ、打点は4位タイ、投手でも勝利数は1位タイ、防御率2位タイ。投打ともにメジャートップレベルでスタートを切っていることが分かる。特に13イニングとはいえ、WHIP0.46は驚異的だ。

 タフな環境の中で、このレベルをどこまで維持していくことができるか。今後の活躍に期待したい。(Full-Count編集部)