ウィンドブレーカーにジーンズ合わせるのはNG!登山オジサンみたいにならないコツは…

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【モードをリアルに着る! Vol.25/小林直子】

 スポーツウエアのみならず、アウトドアウエアがモードに昇華している昨今ですが、2018年春夏コレクションでは、特にウィンドブレーカーを提案するブランドが多く見られました。
 このイザベル・マランのほか、マーク・ジェイコブス、ヴァレンティノなどでもデザイン性の高いウィンドブレーカー(もしくはフードがついたレインコート)が数多く提案されました。
◆日本再上陸でブレイクしたブランド「イザベル・マラン」

 イザベル・マランによってデザインされているイザベル・マランというブランドは、1994年に設立ですが、設立当初はどちらかというとエスニックな色合いが強く、Tシャツに星の刺繍が入っていたりと、作風もシビラと似ていて、今よりもっと牧歌的というか、のんびりしていたムードでした。当時から日本でも売られていましたが、あまり人気も出ず一時撤退したほどです。
 けれども、2012年、再び日本に入ってきたときは、作風をロックでワイルドなテイストに変更。イザベル自身もワイルドになって登場し、人気は一気に爆発。誰もが認めるハイブランドと相成りました。
 ストリートスタイルを得意とするイザベル・マランが提案するのは、こんなウィンドブレーカーの着こなしです。トラックジャケットの次にくるのはこれだ! ということで、ウィンドブレーカーを水着の上に着せたり、パンツにインして着てみたりと、いろいろなスタイルを提案しています。

◆ウィンドブレーカーをモードに着るコツ

 ほとんどの人が過去に1度はウィンドブレーカーを買ったことがあるでしょうし、今でもハイキングや山登りにウィンドブレーカーは必携ですから、持っている人も多いことでしょう。ではこの誰でも持っている、ありふれた存在であるウィンドブレーカーをどうやってモードに着ようか、ということです。
 まずウィンドブレーカーの選択です。新しくウィンドブレーカーを選ぶときは、なるべくデザイン性の高いものを選びましょう。スポーツウエアのブランドにも、アウトドアブランドのブランドにも、デザイン性の高いものが今は売られていますから、ごくごく普通のものではなく、ちょっとどこか凝っているな、デザインがされているなというものを選ぶのがコツです。

 ここで「定番」にこだわり、無難なものを選んでしまうと、ゴールデンウィークのころによく見かける山へ行く行楽客のお年寄りの皆さんとかわりなくなりますから、普通のものは避けましょう。

 最初の写真のイザベル・マランのウィンドブレーカーは丈が短いものですが、丈が長いタイプのウィンドブレーカーを着ようよ、という提案も多くのブランドでなされていますから、丈の長いタイプもお勧めです。

◆ウィンドブレーカーにジーンズ・スニーカーは一番避けたいスタイル

 ではその着こなしです。最初にあげたイザベル・マランのスタイルは、トラックジャケットの上にウィンドブレーカーを着て、それをショートパンツにインしています。

 ウィンドブレーカーをパンツにインするのは、まだちょっと多くの人の理解を得られそうにないので、今はまだやめておきましょう。普通に裾をパンツから出して着て構いません。

 ただし、モードですから、そこは普通一般とは何か違います。今回のモードの側の提案は、ウィンドブレーカーはハイキングだけのものじゃない! 街着としてもおしゃれだよ、普通に着ちゃおうよ、ということです。

 ですから、ウィンドブレーカーを着たときに、「あれ、これからハイキング?」なんて思われる格好は避けなければならないのです。

 そのため、ウィンドブレーカーにジーンズ、スニーカーを合わせるなんていうのは一番避けたいスタイルです(本当はジーンズでハイキングや山登りに行ってはいけません。雨で濡れると乾かなくて困ります)。