正午のドルは106円後半、中国商務省は対米通商摩擦で強い姿勢維持

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[東京 12日 ロイター] - 正午のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べわずかにドル高/円安の106.87/89円。

米国によるシリア空爆のリスクが意識されるなか、午前の取引でドル/円は、日経平均が前営業日比で一時プラス転換したタイミングで高値106.93円を付けたが、その後、日経平均が小幅なマイナスで午前の取引を終えたことで、ドル買いのモメンタムも後退した。

中国商務省の高峰報道官は12日の定例記者会見で、中国国家主席の今週の演説が通商問題における米国への譲歩だとするのは語弊があるとし、同演説は中国の一段の開放に向けた重要な戦略を示したもので、米国との貿易摩擦とは無関係だと述べた。

中国商務省は、中国と米国はこれまでのところ両国の貿易摩擦について協議していないとしたうえで、米国との貿易問題がエスカレートした場合の準備は十分できており、ちゅうちょなく反撃すると警告した。

為替市場の反応は限定的だったが、「米中貿易摩擦が緩和する方向でみていた参加者にとっては残念なニュース」(外国銀)となった。