出典:2006年「発明の日」ポスターより

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 1893年、二宮忠八(1866-1936)は有人飛行機を考案した。これはライト兄弟が有人飛行に成功する10年も前のことだった。この2年前の1891年、すでに二宮は、約10mの無人飛行を成功させており、世界初の有人飛行を計画していた。しかし、当時、彼の夢を理解し、援助する人はなく、幻の飛行機となった。

 それから100年あまり、日本人は、インスタントラーメン、新幹線、青色発光ダイオード、iPS細胞など数多くの発明を生み出してきた。そして、これらの発明によって、人々の生活は一段と便利になり、新たな楽しさや文化、さらなる技術が生み出された。

 2017年、日本で特許になった発明は約20万件。単純に計算しても、一日550件もの発明が特許になっている。しかし、特許を取得するまでには、企業秘密で技術を守るのか、特許で技術を守るのか、特許を取得するための資金をどうするのか、多くの課題が経営者を悩ませる。また、特許を取得した後も、融資をどうやって受けるのか、国内・海外への事業展開はどうしたらいいのかと、悩みは尽きない。

 特許庁は、そんなみなさまの様々な悩みに応えるため、全国に相談窓口を設けています。相談窓口では、着想の段階から事業化・海外進出の段階までの相談を受け付けるほか、専門家の助言、補助金・融資などの情報提供による包括的なサポートを行っています。日本の素晴らしいアイデアを幻に終わらせない。

 特許庁は、4月18日の発明の日を迎え、みなさまのイノベーションをさらにお手伝いしていきます。