韓中日首脳会談が、来月日本で開催される見通しとなった(コラージュ)=(聯合ニュースTV)

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【ソウル聯合ニュース】2015年11月にソウルで開かれて以降途絶えている韓中日首脳会談が、来月日本で開催される見通しだ。韓国青瓦台(大統領府)の金宜謙(キム・ウィギョム)報道官が11日、伝えた。

 金報道官は、青瓦台で同日行われた文在寅(ムン・ジェイン)大統領と日本の河野太郎外相の面会について「文大統領は来月日本で開催される予定の韓中日首脳会談と関連し、これまで3カ国首脳会談の早期開催のために日本政府が傾けてきた努力を評価し、支持してきたとし、会談が成功するようわが政府も積極的に協力すると話した」と明らかにした。

 これまで青瓦台は韓中日首脳会談の開催について、「5月上旬で調整しているが、具体的な日程は決定していない」と説明していた。

 共同通信は3月、韓中日が5月前半に東京で首脳会談を開く方針で大筋合意し、8、9両日を軸に最終調整に入ったと報じている。

 文大統領は先月16日に安倍晋三首相と電話会談し、韓中日首脳会談をできるだけ早期に開催することで一致した。

 韓中日首脳会談では、今月27日の南北首脳会談の成果を共有し、朝鮮半島の非核化と平和定着を加速させる方策を議論する見通しだ。

 文大統領は南北首脳会談後、米朝首脳会談の前に韓米首脳会談を開催する方針を示しており、これは5月上旬から中旬になる可能性が高いとみられている。