ドラッグストア各社が3月の売上を発表し、いずれも好調な売上となっていることが分かった。中でもバローでは、ドラッグストアやホームセンターの好調とスーパーの伸び悩みが、業界動向を反映したような数字となっている。

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■薬王堂は全店、既存店ともに好調 5日、東北を中心に展開する薬王堂が、今期(2018年3月〜19年2月)の期初となる3月の月次速報を発表した。前年同月比で、既存店売上高が104.6%、客数が102.8%、客単価が101.8%、全店売上高が111.3%、客数が109.5%、客単価が101.6%だった。

 2015年4月から36カ月連続で既存店、全店ともに前年比プラスとなっており、特に全店売上高は10%前後の高い伸びが続いている。3月中の出店は3店、退店は1店で、3月時の店舗数は241店。

■ウエルシアは全店売上高が10%超の伸びが続く 6日、イオングループのウエルシアホールディングスが、今期(2018年3月〜19年2月)の期初となる3月の月例報告を発表した。前年同月比で、既存店売上高が109.1%、客数が105.6%、客単価が103.5%、全店売上高が117.6%、客数が116.3%、客単価が101.3%だった。

 前期の累計では既存店売上高が105.6%、全店売上高が111.6%だったので、今期も上々のスタート。合併などにより急拡大していることもあって、全店売上高は2017年9月から7カ月連続で10%以上の伸びを続けている。また既存店売上高も2017年3月から13カ月連続で前年比プラスとなっている。

■ドラッグストアやホームセンターが好調なバロー 10日、中部地方を中心にスーパーやホームセンターなどを展開するバローが、3月の月次営業情報を発表した。ドラッグストア(中部薬品)における前年同月比で、既存店売上高が106.1%、客数が104.9%、客単価が101.1%、全店売上高が110.9%だった。また今期(2017年4月〜18年3月)の累計では、既存店売上高が104.6%、全店売上高が110.2%となっている。

 同社内における他部門の今期累計は、スーパーマーケットの既存店売上高が98.4%、全店売上高が101.4%、ホームセンターの既存店売上高が102.8%、全店売上高が105.6%で、業界動向と同様に、総合スーパーの伸び悩みと、ホームセンターやドラッグストアの好調さが感じられる結果となっている。なお、3月時の店舗数は799店。この内スーパーなどが281店、ドラッグストアが361店、スポーツクラブが95店、ペットショップが21店、その他が5店となっている。

■スギ薬局も好調なスタート 10日、中部地方を中心に関東や近畿地方でも展開するスギホールディングスが、今期(2018年3月〜19年2月)の期初となる3月の月次速報を発表した。前年同月比で、スギ薬局での既存店売上高が106.1%、客数が104.0%、客単価が102.0%、全店売上高が109.4%、客数が108.3%、客単価が101.1%だった。

 前期の累計では、既存店売上高が102.3%、全店売上高が106.0%だったので、どちらもそれを上回る好調なスタートとなっている。なお、3月の出店は5店、退店は1店で、3月時の店舗数は1,109店。