©︎Disney 撮影/YOSHI

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東京ディズニーリゾート35周年 “Happiest Celebration!” の開始と共に、2018年4月15日よりリニューアルオープンする「イッツ・ア・スモールワールド」。

【動画】TDL新「イッツ・ア・スモールワールド」に乗ってきた! ディズニーキャラ探しが楽しすぎ?

新キャラクター追加で人気確実! 待ち時間は? ファストパスはどう取る? などを徹底解析!

TDLグランドオープンからある代名詞的アトラクション

1983年4月の東京ディズニーランドのグランドオープンからあるアトラクション「イッツ・ア・スモールワールド」。

新たにディズニー映画のキャラクター約40人が追加され、東京ディズニーリゾート35周年の幕開けとともに、リニューアルオープンします。

各キャラクターの位置を詳しく紹介した「【TDL速報】新「イッツ・ア・スモールワールド」 お披露目! 登場ディズニーキャラ約40種を徹底紹介」もご参照ください。

35周年の目玉の1つとも言える「イッツ・ア・スモールワールド」。

人気度は? 待ち時間は? ファストパスはどう取る? などを、ベテランライターが徹底解説します。

リニューアル前は最大30〜40分程度の待ち時間

「イッツ・ア・スモールワールド」は、リニューアル前と同様に、年齢や身長制限がほとんどなく、ほぼ「誰でも乗れる」というのも最大の魅力。

また、コースター系アトラクションの体験時間は3分前後ですが、「イッツ・ア・スモールワールド」は約10分間と、長く楽しめるのも人気の理由です。

ほぼ全ての方が乗車可能なアトラクションであるため、これまでも小さなお子さんがいるファミリーにも人気の施設で、リニューアル後もその傾向は変わらないと思われます。

しかしながら、乗車するボートは1台20名乗車可能で、更に乗り場が左右に複数個所あるため、回転率が非常に高い特徴があります。

これまでも入園制限クラスで、来園ゲストが最大値に近い日でも、近年は最大で30〜40分程度の待ち時間でした。

それ以外の日は週末でも30分を超える事はほとんどありませんでした。

ただ、今回のリニューアルで、注目度はかなり高まっており、しばらくはかなりの人気度が予想されます。

オープンから約1年は大人気に?

これまではそれほど長い待ち時間ではなかった「イッツ・ア・スモールワールド」。

しかし、今回は35周年のメインコンテンツのひとつでもあり、アトラクション単独のコマーシャルも放送されています。

また、リニューアルで登場するキャラクターの商品や、年間を通じて季節でメニューが変化する、「ピッツァ ・スモールワールド」(キャプテンフックス・ ギャレーで販売)も実施されます。

加えて、多くのディズニー映画のキャラクターが登場する事で、それぞれのコアなファンも多く集まると予想されます。

こうした面からも、注目度はかなり高くなっており、これらの事を考えると、オープンから半年〜1年程度の期間は、それなりの待ち時間になることが予測されます。

60分以上は並ばない! 夕方以降に空いてくる予測も

当初はかなりの人気になる事が予想される「イッツ・ア・スモールワールド」。

しかし、リニューアル前もそうでしたが、次々に船が出発するため、他のアトラクションに比べて、回転率が非常に高い傾向があります。

そのため、長い待ち時間が終日継続することが、あまりありません。

60分以上の長い待ち時間になっている場合は、並ばない方がいいと言えるでしょう。

また、特にこちらのアトラクションは、幅広い年齢層が対象で、小さなお子さんや年配の方も利用可能。

その傾向から「朝早めの時間帯」と、小さなお子さんの家族連れが退園する流れになる「夕方以降の時間帯」は、待ち時間がぐっと短くなってきます。

この時間帯を狙うのがいいでしょう。

ファストパスは発券不要? 状況を見て判断

オープン当初はかなりの人気が予想され、ゲストが一気に集中する可能性も。

しかし、前述した様に、回転率が非常に良いため、長い待ち時間は継続しない傾向があります。

これまでは週末でも15分前後、長くても30分弱で乗れていた場合がほとんどでした。

そのため、「ファストパスは取らずに午前中早めの時間、又は夕方から夜、30分程度になったら並んでしまう」のが効果的かもしれません。

また、発券する場合でも、比較的遅めまで発券は残っている可能性がありますので、「ファストパス取得の優先順位」は、後の方でも問題ないと思います。

言うまでも無く、ファストパスは一度発券してしまうと、しばらく他のアトラクションのものが取れなくなりますので、ご注意を。

ちなみにこのイッツ・ア・スモールワールドのファストパスは、常設ではなく、あくまで「臨時的に設置されるもの」です。

これは逆に言うと、オープン当初は混雑が予想されますが、しばらくすると、集中度も落ち着いてくる、とパーク側も考えている証拠でもあります。

実は過去にもファストパス発券していたことがある

今回、人気を想定して、ファストパスが発券される「イッツ・ア・スモールワールド」。

今回初めてファストパスが導入! …と言いたい所ですが、実は過去に行われていた事があります。

クリスマスのスペシャル版「イッツ・ア・スモールワールド“ベリーメリーホリデー”」(2003年〜2014年まで開催(2011年除く))の時にファストパス発券機が設置されていた事があります。

2003年の時は現在のミッキーの「フィルハーマジック」(当時は「ミッキーマウスレビュー」)がある場所、2005年の時はアトラクションのすぐ左側に設置されていました。

しかし、今回は「プーさんのハニーハント」の発券機になりますので、過去を知っている方は特に注意が必要ですね。

それ以来、久しぶりにファストパス発券となる今回のアトラクション。

ちなみに「同じアトラクション」で「ファストパス発券の場所が3ヶ所もあった」と言う、実は珍しいアトラクションでもあるのですね。

東京ディズニーランドのグランドオープンから35年。

幅広い年代のゲストに常に愛され続けてきた、東京ディズニーランドを代表するといっても良いアトラクション。

新たに加わったキャラクターが「小さな世界」を私達の「大きな経験」へと変えてくれるかもしれませんね。

(本記事は筆者のこれまでの経験から独断で述べたものです。記載通りにならない場合もあります。予めご了承ください)