スティーブ・ジョブズの

自分の心と直感に従う勇気を持つことです。それは、どういうわけかあなたが本当になりたいものをすでによく知っているのだから。それ以外のことは、全部二の次でかまわないのです

って言葉、私も好き。とくに最後の「それ以外のことは、全部二の次でかまわないのです」ってところに、勇気をもらったな。

前も伝えたけど、これってジョブズが言うから響くんだよね。

だれだか分からない50歳の男性に言われてもここまで響かないけど、ジョブズのいままで生きてきた実績を知っているから、言葉がすんなりずしっと入ってくる。

だから私の場合は、ひーちゃんから聞かれたように相手にうまく伝わらないときには、自分の言葉に実績がともなっていないんだと判断する。

まだまだ相手に私を認める要素がないってことだから、悔しいけどバネにして実績を作るしかないなと。

まったく伝わらない、受け止めてくれない感じ、すごく悔しかった

前にね、仕事でトラブルが起きたとき、必死で改善してほしいと懇願したのに、相手から「あなたひとりのために動くことはできません」ってはっきり言われたの。

私が感じたトラブルは、相手にとっては「大したことじゃない」って判断されたんだよね。

悔しかったなー。まったく伝わらない、受け止めてくれない感じ、すごく悔しかった。

だから、分かってもらえるまでやるしかない! って懸命に動いたら、商品がほぼ完売して大きな売上につながったの。

途端に私の言葉に耳を傾けてくれるようになってさ。分かりやすく対応が変わって、付き合いやすくなったんだよね。

私のパートナーも同じようなことがあったみたい。

昔はよく「プレゼンがまったく伝わらなかった!」なんて聞いていたけど、年々実績を重ねていっていて、最近は「君が言うならそうしよう」ってふたつ返事で企画が通ることも出てきたんだって(もちろん全部じゃないよ)。

あと、話す相手も変わってきてるみたい。決定権がある人と直に話せることが増えたのも、彼の実績からきているんだと思う。

「Show your works」(この話は前に書いたよね) だと思っているから、自分の仕事を見てもらってそれでも耳を傾けてもらえない場合は、自分の実力不足の悔しさをバネにして実績を作るためにがんばるしかないって思ってる。

自分が先に、相手を相手よりも理解しないといけないなぁと思ってる

ただ、ときに自分の実力不足だけが原因じゃなくて、相手の理解力が足りないときもあるから、そのときはあきらめる。

仕事でもプライベートでもそうだけど、波長が合わない人とはいくら一緒にいてもいい時間、いいものは作れないもんね。

もちろん売上げの数字以外の部分も大切だけど、仕事である以上、売上げにつながらないことを続けるのは、難しいよね。何かしらの結果は出さないと。

もし自分の思想を貫きたいなら、人様(たとえば企業とか)のお金でするのではなく、自分でしないとだよね。たとえば自分のブランドを自分で作るとかね。

年配の男性と仕事でもプライベートでも話すことがほとんどないから分からないけど、伝えかたを工夫するとしたら、その年代の男性が分かりやすい例えや言葉を使うかな?

たとえば、最近だと大河ドラマの『西郷どん』がおもしろくて観ているんだけど。50代くらいの男性もよく観ているって聞くから、「幕末の日本で男たち、女たちがどう考え、どう生き抜き、どう裏切るのか」なんて話を、自分が伝えたい内容に落としこんで話したりするかも。

相手が何に興味があるのかを調べて、どんな言葉を使えばいいか判断するかなぁ。

「相手の立場に立つ」ってかんたんじゃないから、本当に自分を理解してほしいときは、自分が先に、相手を相手よりも理解しないといけないなぁと思ってる。むずかしいけどね。

いちばん近くにいる人をいちばん気遣って、いまあるしあわせを守っていきたい

私、プライベートはいい意味で気を使うのね。仕事とは違う、気の使いかた。

とくに彼に対してはいちばん気を使ってるかな。「気遣う」って漢字のほうがしっくりくるかも。

「体調はどうかな?」「仕事はうまくいっているかな?」「機嫌悪いけど、何があったのかな?」っていつも考える。

たとえば部屋を散らかしたまま片付けないとか、メールをスルーするとか、長くいればいるほど、おろそかになりがちな小さなことをおろそかにしないように気をつけてる。

酔っていびきかいて寝ていても嫌われないけど、彼をないがしろにしたら嫌われるって思ってる(笑)。

だからいちばん近くにいる人をいちばん気遣って、いまあるしあわせを守っていきたいな。

たまに、外ではすごく気が利いて良い人なのに、家族にはズバズバものを言う人いるじゃない? 家族には気を使わないみたいな人。

ひーちゃん、そういう人ってどう思う?

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