正午のドルは107円前半、シリア情勢の緊迫化・株安を嫌気

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[東京 11日 ロイター] - 正午のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べわずかにドル安/円高の107.11/13円。シリア情勢の緊迫化やさえない株価などから上値の重さが意識された。

朝方の取引で107.20円台で取引されていたドルは、株式市場の寄り付き後に107.05円まで下落。さらに仲値公示の直前に106.97円と午前の安値をつけた。きょうは実需の売りが買いに勝ったもようだ。

トランプ米大統領は9日、シリアの反体制派の支配地域である東グータ地区で今月7日に化学兵器が使用された疑いがあることについて、「野蛮な行為」として強く非難。軍事行動も含めあらゆる選択肢を検討していることを明らかにしていた。

市場では「米国は以前にもシリアを空爆した経緯があり、市場は現時点ではそれほど意識していないようだ」(FX会社)との見方が聞かれる一方、「シリア情勢の緊迫化がドル買い材料でないことは確かで、ドルの上値は重い」(外国銀)との指摘ある。

実需面では107.30―107.50円に実需のドル売りオーダーが並ぶとされ、先週から数回トライして上抜けできておらず、午前の取引でも高値が107.25円にとどまった。