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 ディスカウントストア各社が3月の売上を発表し、関東中心に展開するオリンピックや九州のミスターマックスが堅調な売上を残しているものの、積極的な店舗展開を進めるドン・キホーテがさらに好調な売上となっていることが分かった。

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■オリンピックはハイパー事業が堅調

 6日、東京、神奈川、群馬、千葉、埼玉の1都4県で展開するオリンピックが3月の月次レポートを発表した。日用雑貨や衣料品を中心としたハイパー事業では、前年同月比で既存店売上高が100.6%、客数が98.2%、客単価が102.5%、全店売上高が100.8%、客数が98.4%、客単価が102.4%だった。また加工食品や生鮮食品などのフード事業では、前年同月比で既存店売上高が98.7%、客数が98.8%、客単価が100.9%全店売上高が101.7%、客数が100.8%、客単価が100.9%だった。

 昨年度の累計ではハイパー事業の既存店売上高が97.5%、全店売上高が97.5%、フード事業の既存店売上高が100.4%、全店売上高が101.1%だったので、今期(2018年3月〜19年2月)はハイパー事業では堅調なスタートとなり、フード事業でもまずますの数字となっている。

■ミスターマックスは堅調なスタート

 6日、九州の他、関東や中国地方で展開するミスターマックス・ホールディングスが3月の売上状況を発表した。前年同月比で、既存店売上高が101.3%、客数が98.9%、全店売上高が100.9%、客数が99.0%だった。月次コメントによると、気温が高かったことから「涼感肌着やカットソーなどの春夏衣料や、日焼け止めや飲料などの売上が好調」だったと同時に、新生活向けの日用品やレジャー用品の売上も伸びたとある。

 前期3月は既存店売上高が101.1%、全店売上高が98.4%、前期の累計では既存店売上高が103.3%、全店売上高が100.6%だった。前期累計にこそ及ばないものの、前期3月をやや上回っており、今期(2018年3月〜19年2月)は堅調なスタートが切れたと言えそうだ。

■ドンキは好調な店舗展開が続く

 10日、ドン・キホーテホールディングスが3月の売上速報を発表した。前年同月比で既存店売上高が105.2%、客数が102.5%、客単価が102.6%、全店売上高が113.8%だった。概況によると、家電製品部門ではテレビ、掃除機、ドライヤーなどが伸びた。また日用雑貨ではマスクなどの衛生用品が好調だったとともに、日焼け止めやリップクリームなどが高成長とのこと。その他では、アルコール飲料や加熱式タバコ、スポーツ衣料などが好調だったとある。

 3月時の店舗数は306店。期初の7月(294店)から12店の増加、昨年3月時(285店)と比較しても21店増えている。全店売上高の好調な伸びは、この店舗展開によるものと言えるだろう。