平昌五輪フィギュアスケート男子で連覇を達成した羽生結弦選手(23)を祝い、出身地の仙台市で22日に行われるパレードの費用に充てる記念Tシャツが通信販売の予約開始後、引き渡し前から高値でネットオークションに出品され、郡和子市長は10日の会見で「あくまでパレード開催の資金に充てるもの。各人の良心に期待したい」と呼びかけた。

 パレードの実行委員会によると、Tシャツは1枚2500円で、1人4枚までに購入を制限。最大約8万枚の販売を見込み、約半数を通販で販売する。4日の通販受け付け開始から8日までの予約は約3万6千枚となっている。

 ネット受け付け分の発送は16日以降だが、既にオークションサイトでは倍の1枚5千円からスタートしているものもある。実行委は「営利目的の転売はしないでほしい。まだ正規のルート、値段で買えるのでそうお願いしたい」と語った。

 店頭販売は11日午前10時から仙台市内6店舗、午前11時から東京・池袋の宮城県ふるさとプラザで開始。

 同市青葉区の百貨店、藤崎では本館玄関前で販売、「何回かに分けて入荷するので、売り切れた際には次回販売日を早めにホームページでお知らせする」。JR仙台駅近くの複合ビルAER(アエル)では販売担当者が「4年前にも販売したのでノウハウはあるが、今回はサイズとデザインが複数あるので、混乱のないよう工夫したい」と話した。

 一方、パレード開催費用の寄付は4日の受け付けから10日午前までに、約1300万円が集まっている。