パチューカの日本代表FW本田圭佑

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 パチューカの日本代表FW本田圭佑(31)が10日、自身のツイッターを更新し「It’s never too late.」と英文でつぶやいた。日本語に訳せば「遅すぎるということはない」という意味で、日本代表のハリルホジッチ前監督の電撃解任を連想させる言葉。前指揮官への感謝はないが、本人の強い意志が込められている。それだけに本田のツイートには、賛否両論300件以上のコメントがあふれた。

 本田と前監督にはサッカー観の相違があった。とにかく縦へ、球離れの早さを求める前指揮官に対し、キープ、展開力を特長とする本田は遅攻も織り交ぜてパスをつなぐスタイルを主張。中盤での起用を直訴しながら右FW専念が続いた。3月の親善試合ウクライナ戦後には「プレーの選び方が、より個をさらけ出すスタイルになっている」「個以外のものが個を引き立たせる」などと公然と批判。ツイートはハリル流との決別、原点回帰への決意の表れだった。

 ポゼッションを志向する西野新監督の下で、本田が主力に返り咲く可能性は高まっている。日本サッカー界に訪れた重要局面。その選択は正しかったのか否か。W杯ロシア大会を「集大成」と位置づける本田が、結果で証明するしかない。