(株)高砂屋(TSR企業コード:293387613、法人番号:8010501007337、台東区浅草1−22−9、設立昭和31年5月1日、資本金2000万円、目谷昌彦社長)は3月29日、東京地裁より破産開始決定を受けた。破産管財人には佐藤真太郎弁護士(佐藤真太郎法律事務所、港区西新橋1−6−12、電話03−6257−3811)が選任された。
 負債総額は債権者約60名に対して約3億円。

 明治40年創業の老舗。浅草の新仲見世商店街にて「ゑりの高砂屋」の屋号で、高級品の和装小物や呉服、宝飾品を販売していた。ピークとなる平成7年12月期には売上高約4億1000万円をあげ、地域の老舗として一定の顧客を築いていた。しかし、急増する外国人観光客は、低価格帯のお土産品を求めるため、インバウンド需要を取り込むことができず、販売は伸び悩んでいた。旧態依然の経営から脱却できず、28年9月期の売上高は約9000万円まで落ち込んでいた。以降も業況は改善しないなか、資金繰りも逼迫し、30年3月までに店舗を閉鎖した。