英中銀、追加利上げを遅らせるべきでない=マカファーティー委員

写真拡大

[ロンドン 10日 ロイター] - イングランド銀行(英中銀)のマカファーティー金融政策委員は、賃金の上昇ペース加速の可能性や最近の世界経済の改善を指摘し、中銀は追加利上げを遅らせるべきではないと主張した。

ロイターのインタビューで述べた。

賃金の伸びが他の委員の認識よりも大きい可能性を指摘し、インフレ率に圧力を加えているとの認識を示した。

「緩やかな引き締めにおいて、時間を無駄にすべきではない」と述べた。同氏は先月の金融政策委員会で利上げを主張した2人のうちの1人。

英中銀は昨年11月に10年ぶりに金利を引き上げた。成長率は他の主要国よりも緩やかながら、過去と比較してインフレ上昇傾向が顕著なことを理由として挙げた。

また今年2月には、当初の想定よりも早期かつ一段の利上げが必要になるとの認識を示した。

マカファーティー氏は、5月の会合まで再び利上げに投票するかどうかは分からないとしながら、現時点で3月の利上げ主張が間違っていた思わせるデータや欧州連合(EU)離脱交渉の進展はないと述べた。

失業率は1975年以来の低水準にあり、技術不足や従業員の引き抜きや引き留めで賃金が上昇傾向にあるとして、「賃金は急上昇するのではなく、緩やかな上昇リスクとなる」と警戒感を示した。