梅田1丁目1番地計画の1期工事完成イメージ(阪急阪神ホールディングス発表資料より)

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 阪神電鉄と阪急電鉄が大阪市北区の梅田地区で進めている「梅田1丁目1番地計画」の1期工事が27日に竣工し、阪神百貨店の梅田本店が6月1日に1期棟へ移転し、部分開業する。1丁目1番地計画は阪神梅田本店が入居する大阪神ビルと、新阪急ビルの建て替え再開発で、阪急阪神ホールディングスが9日、明らかにした。

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 1期棟が竣工するビルは、敷地面積1万2,200平方メートル。工事は大阪神ビル東側と新阪急ビルの建て替えを1期、現在営業中の大阪神ビル西側を2期と2回に分けて進める計画。2期工事には6月の阪神梅田本店移転後に入る。阪神梅田本店の全面開業は2021年秋、全体の竣工は2022年春の予定。

 ビルの新名称は「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」で、全体の竣工に合わせて阪急百貨店のうめだ本店が入居する梅田阪急ビルを「大阪梅田ツインタワーズ・ノース」と改称、近接する2つのビルを「大阪梅田ツインタワーズ」と呼ぶ。

 大阪梅田ツインタワーズ・サウスは鉄骨一部鉄筋コンクリート地下3階、地上38階建て延べ約26万平方メートル。地下2階から地上9階が阪神梅田本店の入る百貨店ゾーンで、売り場面積は約2万7,000平方メートルになる見込み。地下1階には2015年2月で約60年の歴史に幕を閉じた立ち食いフードコートの「スナックパーク」が復活する。

 地上11階以上はオフィスゾーンとなり、西日本最大規模の1フロア当たり約4,500平方メートルの大型オフィスを整備する。高層部分は大阪神ビル西側に位置し、2期工事で整備を進める。地上11階には道路の上空を利用し、ビジネス情報発信基地となるカンファレンスゾーン、ギャラリーなどに利用が可能なスカイロビーなどを設ける。

 現場は大阪の目抜き通り御堂筋の北側起点に位置し、阪神電鉄、阪急電鉄の梅田駅やJR大阪駅、大阪メトロの地下鉄駅が集中する大阪の中心ビジネス街。梅田地区の姿は今回の建て替え計画と、2024年夏の街開きを目指す大阪駅北側のうめきた2期再開発で大きく変わりそうだ。