安倍昭恵「名誉職引き受けマニア」の“不用意すぎる”実態とは?

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 まるで進展を見せずに消化不良で終わった「アベ森友国会」。解決のカギを握ると言われる「アッキー召喚」を巡り、与野党が激しくつばぜり合いを繰り広げる中、3月28日の参院予算委員会の答弁で、安倍晋三総理が、騒動の発端になった昭恵夫人が務める「名誉職」の件数を公表した。自民党関係者が語る。

「当の昭恵夫人本人が、『えっ? 私、55件もやってたの?』と驚いていたといいます。要するに、自分でもどこに行って何をやったか、まったく把握できていないということですよ」

 ファーストレディとしてはあまりに不用意な管理能力に驚くばかりだ。55件の内訳に目をやると、もはや説明不要の「森友学園」「加計学園」を筆頭に、「山口県なぎなた連盟」のようにわかりやすく一般的な団体もあれば、名前を一見しただけでは何をやっているかわからないものも多い。

「昭恵夫人は、よく言えばフットワークが軽く、悪く言えばおっちょこちょいで、どこにでも顔を出す人。呼ばれれば大した事前チェックもせずにイベントやパーティーにホイホイ出かけて、その場で仲よくなってすぐに何でもOKを出してしまう『名誉職引き受けマニア』の気があるんです。特に農業やスピリチュアル、女性の地位向上系の団体など、自分の興味があるジャンルには目がありません(苦笑)」(前出・自民党関係者)

 中には、森友学園同様に、政権を揺るがしかねない「スジ悪」の団体も複数紛れていた。4月10日発売の週刊アサヒ芸能4月19日号で、昭恵夫人が名誉職を引き受けた各団体の実態を詳報している。