精神論が通じない部下も、こうやったら動き出す

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人間は弱い生き物で、何事も自発的に行動に移せるわけではありません。新著『図解 すごい「実行力」』を出版した石田淳氏が、「行動科学マネジメント」メソッドに基づいた「実行力」の身につけ方を、同書の中からレクチャーします。今回は、精神論で強制するよりも効果的な、部下の目標達成への近道について。

精神論で人が動くなら
誰も苦労はしない

 たとえば、仕事中にこんな出来事が起きたらどうでしょう。

・パソコンに不慣れな新人がデータを消してしまい、数時間の作業が無駄になった。
・達成不可能なノルマを押しつけられた。
・恋人からの電話で突然「別れよう」と言われた。

 こんな目に遭ったら、仕事に対する意欲も一瞬で消え失せてしまいますね。

 腹を立てたり、幻滅したり、心配事ができたりすると、人間は仕事どころではなくなります。それまで波に乗ってバリバリ働いていたのに、何もかも馬鹿らしくなって手を止めてしまう。精神的にかなりタフな人でも、こんな状況に置かれたら目に見えて能率が落ちるものです。

 こういうとき、いくら尻を叩かれてもやる気は戻ってきません。

「がんばれ」「死ぬ気でやれ」「根性を出せ」……威勢よく激励されたところで、その言葉は空虚に響くばかりです。自分で自分に言い聞かせても同じです。

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