2018年4月9日午前1時32分に島根県で震度5強の地震が発生した。震度5強とは人がまともに歩けず、ガラス窓が割れたり家具が倒れたりするくらいの規模だ。

だれもが不安におののく状況のもと、自宅で就寝中だったにもかかわらず放送局に駆けつけ、地震発生後わずか18分後にいち早く生放送で情報を発信したNHK島根アナウンサーがいた。

その人の名は斉康敬アナウンサー。

「地震発生時、私は自宅で就寝中でしたが下から突き上げるような揺れが……」

という臨場感あふれるアナウンスと迅速すぎるプロ根性に『Twitter』ユーザーからは

「18分で!?すご過ぎる プロだね」
「本当にお疲れ様です。御自身のご家族ご親戚お知り合い、ご心配もある事でしょう。どうか皆様ご無事でありますように。」
「プロですね! このような方々のおかげで今、正しい情報を聞く事が出来ているんですね」

など称賛の声が寄せられている。

斉さんの居住している地域がどれくらいの震度を記録したかはわからないが、激震地とそうまで大きな差はなかっただろう。

自身にも不安や恐怖があったに違いないが、そんな中わずか18分で職場に駆けつけ職責をまっとうするとは本当に見上げたプロ根性だ。

こんなプロたちによって社会は成り立っているのだなと思わされる出来事だった。

※画像はNHK公式サイトより

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(執筆者: 中将タカノリ) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか

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