あなたは職場で「異性との出会い」を期待していますか?

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春は出会いの季節。新しい職場で心機一転のスタートを切っている人も多いのでは?

【写真を見る】新社会人の約3割が「職場恋愛を望んでいる」調査結果に

株式会社オーネットは、4月から新社会人となる20歳〜26歳の新卒男女281名を対象に「新社会人の恋愛に関する意識調査」を実施。職場での恋愛観に関する結果を発表した。

■ 新社会人の2人に1人が職場での出会いに期待

新卒の新社会人にとって初めてとなる職場環境において「異性との出会いを期待している」と答えた割合は、「とても期待している」が全体で20.6パーセント、「少しは期待している」31.7パーセントで、あわせて52.3パーセントが「期待している」という結果に。

一方で、47.7パーセントは「異性との出会いを期待していない」「わからない」という結果となり、新たな環境で「異性との出会いに期待する」割合は、約2人に1人という調査結果となった。男女別では男性が「とても期待している」「少しは期待している」の合計値が54.8パーセントと、女性より7.5パーセント高い割合となった。

「我々は20年以上に渡り恋愛に関する調査を行っていますが、約2人に1人という数字はV字回復トレンドといえますね。別の調査で『新成人の恋愛・結婚に関する意識調査』も実施しましたが、同様に恋愛意識は高まっています。

また、恋愛意識は景気と相関関係があることがわかっており、現時点では景気に関する不安材料が少ないため、今後もこの傾向は続くと予想しています」(オーネット広報担当)。

■ 約3割の新社会人が実際に職場恋愛を望んでいる

また「実際に職場恋愛を望んでいるか」について聞いたところ、全体で11.6パーセントが「強く望んでいる」、17.0パーセントは「できればしたい」という回答で、あわせて28.6パーセントが「職場恋愛を望んでいる」調査結果に。

男女別にみると、「強く望んでいる」と回答した割合が男性18.6パーセントに対して女性が5.6パーセントで、男性の方が女性よりも「職場恋愛」を強く望んでいる結果となった。

■ 「仕事の悩みを聞いてあげられる」など、職場恋愛はメリット大きい?

職場恋愛はメリットも多いという話をよく聞くが、実際にはどんなメリットがあるのだろうか?結果を見ると、男女ともにもっとも多かった回答は、「仕事の悩みを聞いてあげられる」、「生活のリズムが同じ」でそれぞれ50ポイント以上となり、続いて「会いたい時にいつでも会えそう」、「共通の話題で会話がはずむ」がそれぞれ40ポイントとほぼ同数に。

やはり「生活のリズムが合う」ということはメリットとしては大きく、「お互いの会話がはずむ」ことや、「お互いの悩みについて聞いてあげられそう」ということは、いずれも恋人と上手くやっていくうえで不可欠な要素であるようだ。

■ 一方「別れたときに気まずい」といったデメリットも……

メリットもあれば、デメリットもある社内恋愛。やはり男女ともに一番ポイントが高かった回答は、「別れたときに気まずい」となり、続いて「周囲の目やうわさが気になる」という結果に。

特に女性に関しては「別れたときに気まずい」というポイントが90.3ポイントとなり、男性の61.7ポントを大きく上回る結果となり、「周囲の目やうわさが気になる」についても、男性より女性のほうが24.9ポイントも高い結果となった。恋愛において、女性は男性よりも周囲や環境を気にする傾向が強いということが読み取れる。

ちなみに今年のゴールデンウィークはうまく有給を使えば、4月29日から5月6日の8連休も可能だ。もし社内で気になる人ができたら、おでかけに誘ってみるチャンスかも知れない。(東京ウォーカー(全国版)・稲木圭祐)