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バンズシティはこのほど、新たなグランピングスタイルを提案する施設「Chikuraumi basecamp(チクラウミ ベースキャンプ)」を、千葉県南房総市千倉にオープンすることを発表した。開業は6月を予定している。

同施設は、「みんなで作って食べるを楽しむ、海のグランピング」をコンセプトにしている。千倉の自然を感じながら地元こだわりの食材を使い、料理上級者だけでなく、初心者や子どもも料理を楽しめる設計としている。

注目のサービスは、千倉の漁港や農家が、朝、収穫したばかりの海の幸や野菜を、部屋のキッチンにデリバリーするというもの。地元名物「房州海老(房州産伊勢海老)」をはじめとする食材は全長約8m以上の開放的なキッチンで調理できる。調理器具はドイツのIHクッキングヒーターや鉄板、グリルなどを取りそろえる。

調理器具では、鋳物ホーロー鍋の「Vermicular(バーミキュラ)」、食器はオーストラリア生まれのテーブルウェアブランド「EcoSouLife(エコソウライフ)」を採用した。

そのほか、千倉で新鮮な食材を購入できるよう、「道の駅」やレシピの紹介、自転車やキャンピングカーのレンタルサービスも行う。

建築設計は、カップルやスモールグループ向け、アウトドアダイニングができる広い家族向けなど、3タイプ全7棟。2階建てのタイプは海が見える設計になっているという。内装はリピート利用を考慮し、各部屋ごとに独自のインテリアを配置する。テラスには暖炉も配置予定とのこと。

受付がある管理棟では、代官山蔦屋書店が選んだ本のほか、オリジナルのブランド商品も販売する。東京都品川のカフェダイニング「FOREST」や、その姉妹店「FOREST STAND SENGAKUJI」のひと口スイーツ付きコーヒーも楽しめる。

予約開始は5月を予定している。