米労働省が6日発表した3月の雇用統計は、景気動向を反映しやすいとされる「非農業部門の就業者数(季節調整済み)」が前月より10万3千人増え、専門家の予想(約19万3千人の増)を大きく下回った。

 一方、3月の失業率は4・1%と6カ月連続で横ばいとなった。市場予想は4・0%だった。賃金は前年同月比2・7%増と、前月から0・1ポイント上回った。

 米国の中央銀行、米連邦準備制度理事会(FRB)は3月、昨年12月以来3カ月ぶりの利上げを決めたばかり。今年残り2回の利上げが想定されているが、市場では好調な景気を背景に、残り3回の利上げに踏み切るのではないかとの観測も出ていた。(ワシントン=青山直篤)