プレーを間近で楽しめる 地方大会だからこその醍醐味だ(撮影:福田文平)

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<千葉オープン 最終日◇6日◇太平洋クラブ 成田コース>

昨年に引き続き参戦の宮本勝昌をはじめ、片山晋呉、初出場の石川遼や星野陸也など、そうそうたるツアーメンバーが顔をそろえた地方大会「千葉オープン」。

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今年の来場者数は2日間合わせて1419人と、昨年から約2.5倍を記録。注目が集まった石川の組には多くのギャラリーがついて歩き、「1組に300〜400人つくのは、すごい迫力がある」と実際にラウンドした石川も驚きだ。

迫力があるのは、単に人数が多いからだけではない。レギュラーツアーはギャラリーに対してローピングがされているが、地区オープンではこれがほぼされていない。「ギャラリーのみなさまにも、“選手を近くで見られるから嬉しい”というお声を頂きました」と語るのは、太平洋クラブ成田コースの津田和哉支配人。今年は去年以上の来場者数を見込んで多めにローピングを施したというが、それでも「1番、10番のティグラウンドと、クラブハウス周りだけです」と、グリーンやフェアウェイのギリギリまで近づいて観戦ができたのは、地区オープンならではだ。

津田支配人は千葉オープンに携わるのは3年目だが、「御殿場の太平洋クラブも十数回、江南コースで日本プロにも携わりました」。国内男子ツアーに関わる年数が長いだけに、試合数やギャラリー数の減少には「残念と思う一方、ツアー開幕前に選手が出てくださるのはありがたい。私たちも一生懸命コースを作って、(選手達の)お手伝いをするつもりでやらせて頂いているので、こうして沢山の人に来ていただけるのは最高に嬉しい」と大会の盛況ぶりに笑顔を見せた。

今年からジャパンゴルフツアー選手会会長に就任した石川も、「もっと遠慮なく近くまで見に来てもらってもいいと思った。もし選手が気になっちゃうから、という理由であれば、そこまで気を使ってもらわなくても大丈夫かなと。近くで見るのが醍醐味だし、いい大会だと思った」とコメント。「ファンに楽しんでもらうこと」をひとつの目標として挙げていた石川だが、今大会でひとつの理想の形を見つけたのかもしれない。(文・谷口愛純)
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