石川遼、1年8か月ぶりとなる勝利の味を噛みしめた(撮影:福田文平)

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<千葉オープン 最終日◇6日◇太平洋クラブ 成田コース>

後続に3打差をつけ、単独首位で最終日に臨んだ石川遼。この日は初日に続いて強風が吹き荒れ、次々と選手たちがスコアを落としていった。「10アンダーまでいけば勝てると思ったけど、そう簡単にプランどおりにいくわけはない」と石川も例外ではなく、4バーディ・5ボギー・1ダブルボギーとスコアを3つ落とし、トータル4アンダー・首位タイで最終18番を迎えた。

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首位に並んでいた同組の太田直己が約50センチのパーパットを外してボギー。先にパーで終えた石川が、辛くも優勝を手にした。2016年「RIZAP KBCオーガスタ」以来、1年8ヶ月ぶりにつかんだ勝利だが、「いくらリードしても、18ホールあったら勝てる保証は1ミリもないと思った。つらかったです」と息をついた。
「(昨年の)カシオワールドオープンでは1打差2位だったけど、そのときは優勝争いをしている感覚はなかった。リードして最終日にプレーするのが久しぶり。どのツアーでプレーしていても、その感覚は関係ないと思いました」と、久々となる勝争いの感覚を噛み締めた。

課題としていたドライバーは、「勝負どころで、ティショットが2回曲がった。こういうミスは、1回も出したくない」と合格点には届いていない。一方で、「体の動きの、いいときと悪いときが感じられるようになった。右に打ったから、次は左というように“逃げ”ではなく、毎ショットに集中できた」と収穫もあった。

明日からの地方大会「岐阜オープンクラシック」に参戦するため、この日の夜に現地へ移動。「練習ラウンドもやっているので、ラウンドでいえば今日が3日目。千葉から岐阜への移動もあるから、よりタフな状況が作れる。それがどう影響するのか、それも含めていい準備だと思う」。優勝をゆっくり祝う暇もなく、開幕を来週に控える「東建ホームメイトカップ」に向けて着々と調整を重ねていく。(文・谷口愛純)
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