高畑勲監督

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 「火垂るの墓」や「アルプスの少女ハイジ」など数々の名作を手掛けたアニメーション映画監督の高畑勲(たかはた・いさお)さんが5日、82歳で肺がんのため死去。世界中でアニメ界の巨匠の死が報じられ、追悼の声が相次いだ。

 タイム誌(電子版)など複数の米メディアは「アニメの巨匠」「マンガアニメ開拓者」と見出しを付け、高畑さんをしのんだ。NBCニュースは「アニメーション界の伝説が亡くなった」と切り出し、「彼は墨絵を熟知していたので、それがハリウッドのコンピューターグラフィックに画期的なチャレンジを与えた」と功績を称えた。

 英紙ガーディアン(電子版)は高畑さんの記事がトップニュースとなり、輝かしい功績を長文で紹介していた。フランスの「ル・モンド」紙(電子版)は高畑さんの作品を振り返るページを作成。また、ベトナム、チェコ、スウェーデン、イタリア、スペイン、ポーランドなど世界中のメディアが高畑さんの訃報を報じ、追悼した。