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「出版甲子園」、初優勝はペラペラ参考書の東大生!
2005年10月24日07時48分 / 提供:PJ
【PJ 2005年10月24日】−
学生の手による、学生のための出版選手権である「出版甲子園」の決勝大会が23日、東京都新宿区の新宿NSビルで開催され、東京大学文学部3年生の長谷川裕さん(写真)が、栄えある第一回グランプリに輝いた。
決勝大会では、全国の大学より応募のあった100件を超える企画の中から、2段階の書類審査を通過した強豪18チームが熱いバトルを繰り広げた。書類審査は、全国約300の出版社、約700名の編集者の協力で、厳正に行われた。
決勝大会に参加を許された18チームは、6チームずつ3ブロックに分かれ、各チーム3分間のプレゼンテーションを行った。審査員はそれぞれ5点の持ち点で審査を行い、各ブロックの最高得点チーム、計3チームが、さらに最終プレゼンテーションと質疑応答で自らの企画をアピールするというスタイルで行われた。審査員はダイヤモンド社、NHK出版、講談社をはじめとする出版社の編集者と作家ら14名で構成されている。
途中、優秀企画多数のため、審査員の達ての希望により、急遽高得点の2チームを追加で最終選考に進出させるといった、粋なハプニングもあったものの、審査は概ね順調に進められた。
グランプリに輝いた長谷川さんは、進学塾の塾講師のアルバイトで中学生の国語を担当している経験から、「これでいいのだ!スタートラインの国語〜日本一ペラペラな参考書」という高校受験生向けの出版企画を提案し、審査員の心を鷲づかみにした。本企画の発端は、「既存の参考書では満足できない!」と自らオリジナルテキストを作ったところ、生徒・保護者に大好評だったことだという。齋藤孝氏などをはじめとする、昨今の国語ブームという時流にも乗り、「国語はなぜ必要か」という根底まで追求し、大人向けにも存在感をアピール、ベストセラーを狙う構え。
審査委員長の土江英明さん(ダイヤモンド社)は審査を終え、「学生による出版コンテストは新たな試みであるが、磨けば光る原石を大いに見出した。出版社によってそれぞれの企画と相性があるので、チームに最もマッチした出版社を見つけ、是非出版に結び付けて欲しい。この大会からベストセラーが生まれる事を大いに期待している。」と述べた。
事実、グランプリであるか否かに関わらず、参加者には出版社からの熱いラブコールが飛び交い、往年の「スター誕生」をほうふつとさせた。
本大会の特筆すべき点は、全国約600校の大学への呼びかけに始まり、公募・企画・出版社や書店との交渉・運営に至るまで、そのほとんどが学生ボランティアの手によって実現されているという事実であろう。実行委員長の早稲田大学3年生、多田恵美さんは、「多くの苦労があったが、それを乗り越えてやり抜いた甲斐があった」と述べ、その瞳に浮かべた達成感に満ちた嬉し涙が、記者には印象的だった。
「出版甲子園」は今回が初の試みであったが、来年以降も続けていく予定とのこと。ベストセラー作家の登竜門として、今後とも大いなる発展を期待したい。【了】
■出版甲子園公式ホームページ
http://www3.to/shuppan-koshien
【了】
※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。
パブリック・ジャーナリスト 肥田野 正輝【 神奈川県 】
この記事に関するお問い合わせ / PJ募集
決勝大会では、全国の大学より応募のあった100件を超える企画の中から、2段階の書類審査を通過した強豪18チームが熱いバトルを繰り広げた。書類審査は、全国約300の出版社、約700名の編集者の協力で、厳正に行われた。
決勝大会に参加を許された18チームは、6チームずつ3ブロックに分かれ、各チーム3分間のプレゼンテーションを行った。審査員はそれぞれ5点の持ち点で審査を行い、各ブロックの最高得点チーム、計3チームが、さらに最終プレゼンテーションと質疑応答で自らの企画をアピールするというスタイルで行われた。審査員はダイヤモンド社、NHK出版、講談社をはじめとする出版社の編集者と作家ら14名で構成されている。
途中、優秀企画多数のため、審査員の達ての希望により、急遽高得点の2チームを追加で最終選考に進出させるといった、粋なハプニングもあったものの、審査は概ね順調に進められた。
グランプリに輝いた長谷川さんは、進学塾の塾講師のアルバイトで中学生の国語を担当している経験から、「これでいいのだ!スタートラインの国語〜日本一ペラペラな参考書」という高校受験生向けの出版企画を提案し、審査員の心を鷲づかみにした。本企画の発端は、「既存の参考書では満足できない!」と自らオリジナルテキストを作ったところ、生徒・保護者に大好評だったことだという。齋藤孝氏などをはじめとする、昨今の国語ブームという時流にも乗り、「国語はなぜ必要か」という根底まで追求し、大人向けにも存在感をアピール、ベストセラーを狙う構え。
審査委員長の土江英明さん(ダイヤモンド社)は審査を終え、「学生による出版コンテストは新たな試みであるが、磨けば光る原石を大いに見出した。出版社によってそれぞれの企画と相性があるので、チームに最もマッチした出版社を見つけ、是非出版に結び付けて欲しい。この大会からベストセラーが生まれる事を大いに期待している。」と述べた。
事実、グランプリであるか否かに関わらず、参加者には出版社からの熱いラブコールが飛び交い、往年の「スター誕生」をほうふつとさせた。
本大会の特筆すべき点は、全国約600校の大学への呼びかけに始まり、公募・企画・出版社や書店との交渉・運営に至るまで、そのほとんどが学生ボランティアの手によって実現されているという事実であろう。実行委員長の早稲田大学3年生、多田恵美さんは、「多くの苦労があったが、それを乗り越えてやり抜いた甲斐があった」と述べ、その瞳に浮かべた達成感に満ちた嬉し涙が、記者には印象的だった。
「出版甲子園」は今回が初の試みであったが、来年以降も続けていく予定とのこと。ベストセラー作家の登竜門として、今後とも大いなる発展を期待したい。【了】
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パブリック・ジャーナリスト 肥田野 正輝【 神奈川県 】
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