3代目コナモン大使(コナモンボーイ)にはナニワのウクレレ少年・近藤利樹(左から2人目)が就任

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 コナモン文化の普及を目的に発足した日本コナモン協会が、2018年5月で設立15周年を迎える。それを記念したイベントが3月30日大阪・なんばグランド花月前広場で開催され、3代目コナモン大使が決定。ほかにも「道頓堀やきそば(R)」の振舞いやコナモンとの相性が良い「午後の紅茶」がプレゼントされるなど大賑わいのイベントとなった。

【写真を見る】イベントにはこれまで日本コナモン協会の活動に携わった大勢の方々が集まった

日本コナモン協会は、2003年5月7日(コナモンの日)の発足以来、大阪の食文化でもあるコナモンの普及と継承を目的に文化団体としてスタート。活動範囲は関西のみならず日本全国、そして海外まで広がり、さまざまな人にコナモンの魅力を伝えてきた。今年3月には一般社団法人として新たなスタートを切り、2018 年5月には設立15周年を迎える。

吉本の人気漫才コンビ・span!の司会のもと行われたイベントには、同協会の熊谷真菜会長をはじめ、これまでの活動に携わってきた多くの関係者が集結した。熊谷会長は15周年を迎えるにあたり、今後の活動方針を発表。「コナモンの素晴らしさの探求・普及」「コナモンの担い手の育成」「世界各地のコナモンの文化を紹介」「タコパなど家庭での手作りのコナモンを継承」「世界にKONAMONを広める」と、5つの活動方針を掲げ、さらなる普及を目指すと意気込みを語った。また、コナモンの歴史やご当地コナモンを紹介するWEBサイト「コナモン・アカデミー」の開設など新しい取り組みも紹介された。

イベントの中盤には、3代目コナモン大使の任命式が行われ、「ナニワの高速ウクレレ少年」こと近藤利樹が就任することが発表された。近藤はジャニーズWEST、三戸なつめに続き3代目コナモン大使(コナモンボーイ)として、コナモンの普及に向けた活動を行っていく。任命証と記念のコテを贈呈された近藤は「めちゃくちゃ嬉しいです!」とニッコリ。近藤はコナモン大使就任後の初仕事として、夏にたこを食べるという関西に根付く習慣「蛸半夏生」のキャンペーンテーマソング「タコなベイビー」を集まった大勢の前で初披露した。

締めくくりには「道頓堀やきそば(R)」570食が振舞われた。濃厚ソースが絶妙に絡んだ極太麺に浪速の伝統野菜・難波葱と新鮮なたこが入った「道頓堀やきそば(R)」を試食した近藤は「お母さんの作ってくれた焼きそばもおいしいけど、この焼きそばも同じぐらいおいしい!」とコメント。

また、コナモンとの相性が良い「キリン 午後の紅茶 おいしい無糖」のサンプリングも行われ、「道頓堀やきそば(R)」との組み合わせを早速楽しんでいる人も。関西発祥のコナモン文化は今後もさらなる発展が期待される。(関西ウォーカー・山根翼)