<マスターズ 事前情報◇5日◇オーガスタ・ナショナルGC(7,435ヤード・パー72)>
開幕を翌日に控えた水曜日。一種のお祭りでもあるパー3コンテストが行われている裏で、完全復活が期待されるタイガー・ウッズ(米国)がインの9ホールをラウンド。入念に最終調整を行った。
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そのタイガーと練習ラウンドをともにしたのは、フレッド・カプルス(米国)とアマチュアのマット・パルジアーレ(米国)。マサチューセッツ州で消防士として働く30歳。大学時代は競技で活躍し、卒業後もミニツアーに挑戦したが、2014年からは消防士に転身。「消防士ならゴルフもできると思った」と、そこからさらに腕を磨いて、昨年の全米ミッドアマチュア選手権で優勝。その資格で今大会に出場している。
そのパルジアーレがなぜ、あのウッズと練習ラウンドで回ることができたのか。「昨年ミッドアマを勝った直後にタイガーから手紙が届いたんだ。信じられなかった。そこで練習ラウンドを一緒にすることが書かれていた。でも彼もいろいろあるから、実現しなくても仕方ないと思っていた」と月曜日に話していたが、9ホールながら夢のラウンドが実現。貴重な経験となった。
小さいころからタイガーを見て育ってきたパルジアーレにとってまさに至福の時となったが、「楽しかったよ。人のために働いて、それでこのゴルフができるのはアメージング。素晴らしいゴルフ、素晴らしい選手だ」とウッズも消防士とのラウンドを楽しんだ。
ウッズ自身は本格復帰して2ヶ月半。3月に入ってからは連続トップ5入りを果たすなど、「昔の感覚を取り戻してきた、これだけいいのは7、8年ぶり」と、自信があふれる。パルジアーレのように、ウッズを憧れの対象として見る若手が多いなか、ウッズはその存在感をまだまだ見せつけることになりそうだ。(文・高桑均)
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