新型日産リーフ。(画像: 日産自動車の発表資料より)

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 2018年のワールドカーオブザイヤーの発表が待たれていたが、米国で開催されているニューヨークモーターショー2018(ニューヨーク国際オートショー)において「ワールドグリーンカー2018」が、最も環境性能に優れた1台として、新型日産「リーフ」に授与されることになった。ちなみに、ワールドカーオブザイヤー大賞は、ボルボ「XC60」、デザイン賞は、レンジローバー「ヴェラール」、パフォーマンス賞は、BMW「M5」、アーバン賞は、フォルクスワーゲン「ポロ」となった。

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 この選考の条件は、2018年春まで生産と販売を継続していることと、世界2大陸以上で販売していること。欧州、北米、日本における専用車などは選考対象から外される。また、世界20カ国以上、およそ70名のジャーナリスト、5名の環境技術の権威により、投票が行われた。

 ワールドグリーンカーの最終選考に残っていたのは、BMW「530eiパフォーマンス」(PHV)、クライスラー「パシフィカ ハイブリッド」、新型日産リーフの3台だった。さすがに、日本はエコカー大国。見事に新型「リーフ」が選ばれた。過去2年の結果も、トヨタの燃料電池車「ミライ」、「プリウスPHV」と日本車が受賞している。

 日産自動車のグローバルマーケティング&セールスを統括するダニエレ・スキラッチ副社長は、「2010年に『日産リーフ』を発売して以降、私たちは同車をグローバルに30万台以上販売し、カーボンフットプリントの低減に貢献してきた」と言及。カーボンフットプリントとは環境用語で、「人間活動(温室効果ガスの排出)によって地球環境を踏みつけた足跡」。つまり文字通り「炭素の足跡」のこと。日産はリーフを製造・販売する過程で、温室効果ガス排出量の低減をより図ったということになる。

 テスラのEVが量産化に手間取り、そこへ12万台ものリコールが追い打ちをかけている今、「ワールドグリーンカー2018」を受賞したことは世界マーケティングの上でも好都合で、普及型EVの日産「リーフ」が攻勢をかけるチャンスかもしれない。