桜満開の時期は圧巻!毎年約50万人が訪れる常盤平さくらまつり

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桜の満開時期は過ぎ去ったものの桜まつりの本番はまだこれから!「桜まつりに行きたいけど東京の人混みは避けたい」「毎年、東京の桜まつりを見に行くけどたまには違うところへ行きたい」。そんなことをふと考えたときに、東京から気軽に行けるスポットとして千葉・松戸の桜まつりを紹介。

【写真を見る】常盤平さくらまつりとをセットで楽しめる八柱さくらまつり

都内から最短18分で遠出気分が味わえる松戸は、春に市全体がピンク色に染まり、“桜の街”へと様変わりする定番の花見スポットや穴場スポットがずらり。

■ 常盤平さくらまつり

JR武蔵野線・新京成線の新八柱・八柱駅前から常盤平駅前を通り、五香駅前まで約3キロ続く、さくらの通りの桜のトンネルは松戸を代表する桜のスポット。樹齢50年以上のソメイヨシノやオオシマザクラの並木がつらなり、桜のトンネルとなる常盤平さくら通りは1987年に、日本の道100選に指定された。毎年約50万人が訪れる常盤平さくらまつりでは、さくら通りが約2.5キロメートルが歩行者天国に。沿道に露店が立ち並び、県外から足を運ぶ人も多くみられる。今年は4月7日(土)・8日(日)に開催。

■ 八柱さくらまつり

八柱さくらまつりは、21世紀の森と広場の最寄り駅でもあり、日本の道100選にも選ばれた常盤平さくら通りへとつながる八柱駅の南口ロータリーを会場に、美しい桜と地元パフォーマーによる演舞が楽しめる。八柱駅前で開催されるこのまつりと、常盤平さくらまつりとをセットで楽しむ人も多い。今年は4月7日(土)に開催。※雨天時は4月8日(日)

■ 六実桜まつり

約1キロメートルも続く松戸市六実の六高台さくら通りは、普段は往来の多い片側2車線の道路が毎年2日間だけ歩行者天国に変わり、六実桜まつりを開催。なだらかなアップダウンを繰り返す道の左右には、淡いピンク色の花をたずさえた200本ものソメイヨシノが立ち並ぶ。イベントは地元各幼小中生によるパレード、舞台での民謡、高校生によるブラスバンド、一般の音楽バンドなどが目白押し。さらに、大道芸やサンバダンスなど他ではなかなか見られないイベントも予定されている。今年は4月7日(土)・8日(日)に開催。

■ 栗山桜まつり

浄水場を一部開放して行われる栗山桜まつり。2017年10月に国の登録有形文化財(建造物)に指定された栗山配水塔は、円筒型の高架水槽で、ドーム上の屋根には藤棚のようなパーゴラ風の四本柱の排気口がついている。桜まつりの日のみ数時間限定で、普段は入ることのできない配水塔を解放、内部の階段を使って屋上に上がり、塔の上から桜を見下ろすことができる。まつりでは地元伝統の矢切音頭や、矢切囃子、よさこいソーランなどが行われる。今年は4月8日(日)に開催。

残念ながら桜は散り、葉桜となっているところが多いが、ほんのりピンクが残った桜を見ながらまつりを楽しみたい。(東京ウォーカー(全国版))